2002年7月14日
株式会社ラリーアート
2002年英国ラリー選手権 第4戦
ジム・クラークメモリアルラリー
「チーム三菱ラリーアート」田口勝彦
SS12で惜しくもリタイア

チーム三菱ラリーアート
三菱ランサーエボリューション グループA仕様
田口勝彦/D・リンガー
 
 7月12日(金)〜13日(土)にかけて英国スコットランドで開催された2002年英国ラリー選手権第4戦ジム・クラークメモリアルラリーに「チーム三菱ラリーアート」から三菱ランサーエボリューション・グループA仕様で参戦した「田口勝彦/デレック・リンガー組」は、第2レグ・SS12でコースアウト、無念のリタイアを喫した。総合優勝はスバル・インプレッサWRCのA・ネスビットが獲得した。

 同ラリーは英国本土で唯一、閉鎖した公道を舞台とするターマックイベント。スコットランド、エジンバラ北部の都市リースを基点に全2レグ全行程758Km、うち競技区間21カ所256kmで行われ、インターナショナルクラスにはWRCに匹敵する84台のエントリーが集まった。
 コースは狭くツイスティな半面、時速200Kmを超えるハイスピード区間も多い。路面状況もドライとウェット、ところによってはヘビーウェットと変化に富み、コースを熟知した地元勢が有利な状況となっていた。

 英国ラリー選手権初参戦の第2戦ラリー・オブ・ウェールズで総合7位、続く第3戦スコティッシュラリーではリタイアしたものの、一時総合トップを走る速さを見せた田口は、3戦目となる本格的ターマックラリーを慎重かつ果敢にアタック。初日SS1で11位につけ、序盤は総合9番手から11番手をキープ。序々にペースを上げたSS6では区間6番手タイムを記録するが、その直後にミッショントラブルに見舞われ、(トランスポート区間での修理、タイムオーバーにより)20秒のペナルティで総合15番手に後退した。しかし翌日、第2レグのSS9で2番手タイムを叩きだして総合11位に復帰すると、SS11でも5番手とさらに上位を窺ったが、SS12で惜しくも戦列を去ることとなった。
 田口は「後半はターマックにも慣れていいタイムが出せた。今回のラリーではタイヤが暖まる前にコーナーを攻めすぎてしまったが、こういったミスを無くすようにしたい。英国選手権への出場はいい経験になった。次回に活かしたい」と語った。

 数多くのWRCドライバーを輩出している英国ラリー選手権への参戦を通じ、グラベル、ターマック両方の経験を積んだ田口は、今後、今年日本で開催される、ラリー北海道やインターナショナル日本アルペンラリーといった国際格式ラリーへの出場を検討している。
■英国ラリー選手権第4戦 最終総合成績(暫定)■
順位
ドライバー
Nat.
車両(WRC=ワールドラリーカー)
タイム
Gr.
1
A・ネスビット
GB
スバル・インプレッサWRC
2時間07分29秒0
A
2
J・ミルナー
GB
トヨタ・カローラWRC
2分37秒9
A
3
E・ボランド
IRL
スバル・インプレッサWRC
2分43秒5
A
4
R・ウッドサイド
GB
スバル・インプレッサWRC
2分51秒0
A
5
T・マクナルティ
IRL
スバル・インプレッサWRC
4分18秒5
A
6
M・ガス
GB
スバル・インプレッサWRC
4分38秒7
A
7
D・ヒギンズ
GB
スバル・インプレッサ
5分26秒6
N
8
J・デイル
GB
プジョー206
7分56秒2
S16
9
A・ギンレイ
GB
三菱ランサーエボリューション
8分43秒5
N
10
B・ジョンソン
GB
スバル・インプレッサWRC
9分32秒4
A
2位以下のタイムはトップとの差
A=グループA
N=グループN
S16=スーパー1600
Nationality;
GB=イギリス/IRL=アイルランド
 
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