'02全日本ラリー選手権四輪駆動部門の第7戦(二輪駆動部門第8戦併催)「キャロッセカップ モントレー2002」が、9月28日(土)〜29日(日)に群馬県利根郡を舞台に開催された。同大会には四輪駆動部門、二輪駆動部門を併せて全60台の参加があり、このうち三菱車は二輪駆動部門の3台を含む23台を占めた。今回のSSはすべて舗装路で、群馬サイクルスポーツセンターでのギャラリーステージなど新設区間を織り交ぜた設定。28日は終日雨でウェット、29日も若干の降雨があったが路面はドライへと変化し、タイヤ選択が明暗を分ける要素ともなった。なお、SS1とSS4はアクシデントによりキャンセルされた。
四輪駆動部門Bクラスでは、SS2で首位に立った鎌田恭輔選手(三菱ミラージュ)が4箇所でトップタイムを記録しながらポジションをキープ。見事逃げ切り2連勝で今季3勝目を挙げた。この結果により、三菱ミラージュは連勝記録を73に伸ばした。また関根正人選手(三菱ミラージュ)はリタイアしたため、ポイントを伸ばせず。鎌田選手はポイントランキングでも単独首位となり、初チャンピオンを確定*(最終戦で関根優勝、鎌田リタイアの場合同点チャンピオンとなる)。
四輪駆動部門Cクラスでは序盤から三菱ランサーエボリューションVIIを駆る奴田原文雄選手がトップタイムを連発して首位を快走。SS6で無念のタイヤバーストを喫して遅れるが、その後もSS 7、SS13でトップを獲るなど最後まで果敢に攻めて5位でゴール。ランキング2位の石田正史選手(三菱ランサー)が序盤にターボトラブルで後退する一方、奴田原選手はポイント首位の座を堅持し、2年ぶり3回目のチャンピオン獲得を掛けて最終戦に臨むことになった。一方、CMSC大阪・福永修選手(三菱ランサー)は中盤から調子を上げて4位でフィニッシュ。石田雅之選手も6位に入るなど、ランサー勢は上位10以内に6台が食い込んだ。優勝は勝田範彦選手(スバル・インプレッサ)が獲得した。一方、併催の二輪駆動部門Bクラスでも三菱ミラージュを駆る山川康弘選手が第1レグで一時は首位に立つなど健闘し、3位入賞を果たした。
※全日本選手権の正式順位認定は11月29日(金)のJAFモータースポーツ表彰式にて行われる。