'02全日本ジムカーナ選手権の最終戦となる第9戦「2002筑波全日本ジムカーナ選手権大会」が、10月6日(日)、茨城県結城郡千代川村の「筑波サーキットコース1000」を会場に開催された。同会場は常設コースに一部パイロンを組み合わせたもので、全日本選手権の開催はこれが初めてとなる。当日の天候は晴れのち曇りで、午後になって気温が下がったため、2本目のタイヤ選択に悩む参加者も少なくなかった。
AIVクラスでは、三菱ランサーが引き続き圧倒的な勢力を誇り、参加27台中20台を占めた。1本目では西原正樹選手(スバル・インプレッサ)がトップに立つが、2本目で三菱ランサーエボリューションVIIを駆る茅野成樹選手が、ただ一人19秒台を記録して逆転。第3戦に続く今季2勝目を挙げた。また、1本目で無念のパイロンタッチを喫した岡野博史選手(三菱ランサーエボVII)は2本目で挽回して4位に。同じく2本目でタイムアップを果たした川脇一晃選手(三菱ランサーエボVII)が5位、そして、第7戦で2年連続チャンピオンを獲得*している天満清選手が6位と、上位10台中8台を三菱ランサーエボリューションVIIが占める結果となった。
一方、CIIクラスではやはり既に今季チャンピオンを獲得*した谷森雅彦選手(三菱ランサーエボリューション)が1本目で17秒台の驚異的なタイムを記録。結局、2本目でも誰もこれを上回ることなく、驚異的な6連勝で今季7勝目を挙げた。また、昨年のチャンピオン、高橋利武選手(三菱ランサーエボVII)は午前中にエンジントラブルに見舞われたが、必死の修復でこれを克服。2本目では見事タイムアップして藤井健二選手(ホンダ・シビック)を逆転1〜2位を獲得した。このほか、A2クラスでも鈴木正英選手(三菱ミラージュ)が2本目でタイムアップを果たし、2戦連続となる3位入賞を果たすなど三菱車の活躍が目立つ大会となった。
*正式な選手権の順位認定は11月29日にJAFモータースポーツ表彰式によって行われる。