'02全日本ラリー選手権四輪駆動部門の第8戦(最終戦)「第30回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2002」が、10月12日(土)〜13日(日)、岐阜県高山市の南に位置する岐阜県大野郡宮村「飛騨位山スノーパーク」を拠点に開催。選手権対象外のオープンクラスを含む4クラスに37台が参加し、三菱車はこのうち19台を占めた。全て林道で構成されるSSは例年のコースに新設1区間を含めた全14箇所。うち5本がダート、7本がグラベルで、2本はダートからグラベルへと変化する設定となっていた。当日の天候は晴れで、完全なドライコンディションながらダートの第1ステージでは16.6kmの荒れた路面のロングSS“八本原林道”に手こずり、早期に脱落する選手も目立つサバイバルの様相となった。
四輪駆動部門Cクラスではランキング首位の奴田原文雄選手(三菱ランサーエボリューションVII)がその序盤からコンスタントに速さを見せて首位を堅持。第2ステージ以降のグラベルSS でもトップタイムを連発し、今季3勝目を挙げて文句なしのチャンピオン、一昨年に続く自己3度目の同選手権Cクラスタイトルを獲得*した。この結果により、すでにBクラスの初タイトルを獲得*している鎌田恭輔選手(三菱ミラージュ)と共に、三菱車は同選手権に参加している両クラスでタイトルを決定することになった。また、第2ステージに入って田口幸宏選手(三菱ランサー)が綾部美津雄選手(スバル・インプレッサ)を逆転して2位に浮上、これに第2戦優勝の松井孝夫選手(CMSC愛知)、石田雅之選手、序盤のクラッシュから挽回した石田正史選手が続き、三菱ランサーエボリューションVIIは上位1〜5位を独占した。
一方、Bクラスでは、鎌田選手が第1ステージ2番手につけるもののその後トラブルを抱えて後退。今回優勝して鎌田選手無得点ならば同点チャンピオンが決まる関根正人選手(三菱ミラージュ)も思うようにペースが伸びず、2位でゴールした。これで鎌田選手は単独でのチャンピオンとなった*。Bクラスの優勝は原口真選手(スバル・インプレッサ)が獲得。なお、Bクラスのミラージュの連勝記録は73で途絶えた。
*全日本選手権の正式順位認定は11月29日(金)のJAFモータースポーツ表彰式にて行われる。