RAI-02-058
2002年10月24日
株式会社ラリーアート
「チーム三菱ラリーアート」
増岡浩、S・ペテランセル、J・P・フォントネ、M・ビアシオン

2002年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第8戦(最終戦)
UAEデザートチャレンジ2002に参戦

モロッコでテストをする三菱パジェロエボリューション

 三菱自動車/ラリーアートは来る10月29日(月)から11月2日(金)にかけてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、アブダビを基点に開催される、2002年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第8戦(最終戦)UAEデザートチャレンジ2002に三菱パジェロエボリューション2台、三菱パジェロ2台(ともにスーパープロダクション(T2)仕様)で参戦する。
 今年12回目の開催を迎える同大会はアラビア半島の巨大なルブアルハリ砂漠のペルシャ湾側や内陸部を舞台とし、専ら砂漠で構成されるデザートラリー。パジェロエボリューションは先のパリ・モーターショーで発表された三菱の03年ダカールラリー(通称パリダカ)参戦用新型車両で、今大会がデビュー戦となる。
 ドライバーは、2002年のパリダカで三菱パジェロを駆って悲願の初優勝を達成した増岡浩と、パリダカ2輪部門で前人未到の6度優勝の経歴を持つステファン・ペテランセルが三菱パジェロエボリューションで出場。また、1998年パリ・ダカ優勝のジャン・ピエール・フォントネ、世界ラリー選手権(WRC)で1988〜1989年連続チャンピオンを獲得したミキ・ビアシオンを三菱パジェロのドライバーとして起用する。
 「チーム三菱ラリーアート」では、本大会への出場を通じて2003年パリダカでの三菱パジェロによる3連覇獲得を目標に車両を玉成する一方、各ドライバーとコンビを組むナビゲーターもパリダカに向けチームワークの醸成を図る。
 尚、03年パリダカは車両、ドライバー、コ・ドライバーとも同じ体制で出場の予定。

■チーム体制
チーム名
チーム三菱ラリーアート

監督
ドミニク・セリエス(仏)
Dominique SERIEYS

ドライバー
コ・ドライバー
車両
増岡 浩
アンドレアス・シュルツ(独)
Andreas SCHULZ
三菱パジェロエボリューション
スーパープロダクション(T2)仕様
ステファン・ペテランセル(仏)
Stephane PETERHANSEL
ジャン・ポール・コトレ(仏)
Jean Paul COTTRET
ジャン・ピエール・フォントネ(仏)
Jean Pierre FONTENAY
ジル・ピカール(仏)
Gilles PICARD
三菱パジェロ
スーパープロダクション(T2)仕様
ミキ・ビアシオン(伊)
Miki BIASION
ティジアノ・シヴィエロ(伊)
Tiziano SIVIERO

ラリースケジュール
10月28日(月)
車検 ドバイ
29日(火)
プロローグラン ドバイ
30日(水)
第1レグ アブダビ〜
ルブアルハリ砂漠
31日(木)
第2レグ ルブアルハリ砂漠東部
11月1日(金)
第3レグ ルブアルハリ砂漠西部
2日(土)
第4レグ
ゴール
ルブアルハリ砂漠〜ドバイ
■ドライバープロフィール
増岡 浩(ますおか ひろし) 1960年3月13日生まれ 42歳
埼玉県立狭山工業高校を卒業後、(株)ラリーアートに入社。フランスの関連会社に出向の経験もある。パリダカなどのクロスカントリーラリーに多く出場し、数々のラリーで上位入賞を果たす。パリダカではパジェロで1987年の初出場以来2度の市販車改造(T2)部門優勝の実績のほか、1996年にはRVRで総合6位、1997年、1998年にはチャレンジャーで2年連続総合4位入賞を果たす。2001年は9日間総合1位を死守するも、ライバルチームのアンフェアな行為と主催者の走行時間の計時ミスにより惜しくも総合2位となったが、2002年大会では12日間に渡ってトップをキープし続け、パリダカ参戦15回目にして初の総合優勝を果たした。知名度、実績ともに世界のトップドライバーの一人である。
主要戦績
1987 パリ〜ダカールラリー 総合29位 1996 グラナダ〜ダカールラリー 総合6位
1988 パリ〜ダカールラリー リタイア 1997 ダカール〜アガデス〜ダカールラリー 総合4位
1990 パリ〜ダカールラリー 総合10位 1998 パリ〜グラナダ〜ダカールラリー 総合4位
1991 パリ〜ダカールラリー 総合96位 1999 グラナダ〜ダカールラリー 総合6位
1992 パリ〜ケープタウンラリー 総合20位 2000 パリ〜ダカール〜カイロラリー 総合6位
1993 パリ〜ダカールラリー リタイア 2001 パリ〜ダカールラリー 総合2位
1994 パリ〜ダカールラリー 総合4位 2002 パリ〜ダカールラリー 総合優勝
1995 グラナダ〜ダカールラリー 総合10位 2002 モロッコラリー 総合2位

ステファン・ペテランセル(Stephane PETERHANSEL) フランス:1965年8月6日生まれ 37歳
1980年にバイクレースでレースデビュー。クロスカントリーラリーの最高峰パリダカで2輪部門での6度の優勝と、バイク・エンデューロの頂点ISDE(インターナショナル・シックス・デイズ・エンデューロ)で4度の優勝を収める。1999年のグラナダ〜ダカールラリーでは初の4輪部門参戦ながら総合7位。以降4輪部門で参戦を続け、2000年は総合2位。2001年にはT1部門で優勝。2002年のチュニジアラリーには三菱ワークスとして三菱パジェロで出場し、総合優勝した。
主要戦績
2輪 4輪
1991 パリ〜ダカールラリー 総合優勝 1999 グラナダ〜ダカールラリー 総合7位
1992 パリ〜ケープタウンラリー 総合優勝 2000 ダカール〜ダカール〜カイロラリー 総合2位
1993 パリ〜ダカールラリー 総合優勝 2000 モロッコラリー 総合5位
1995 グラナダ〜ダカールラリー 総合優勝 2001 パリ〜ダカールラリー T1部門優勝
1997 ダカール〜アガデスダカールラリー 総合優勝 2002 チュニジアラリー 総合優勝
1997 世界選手権エンデューロ チャンピオン  
1998 パリ〜グラナダ〜
ダカールラリー
総合優勝
2001 世界選手権エンデューロ チャンピオン

ジャン・ピエール・フォントネ(Jean Pierre Fontenay) フランス:1957年6月24日生まれ 45歳
1983年のパリダカでコ・ドライバーとしてデビューし、1987年のパリダカで三菱チームのクイックアシスタントをつとめる。やがてワークスドライバーとして活躍するようになる。1993年ワールドカップではT2部門で出場、5戦中5連続部門優勝という快挙を成し遂げた。また1994年オーストラリアンサファリ、1995年パリ〜北京ラリーでは市販車無改造(T1)部門のパジェロでの出場ながら並み居るプロトタイプ(T3)部門の強豪を抑え、総合優勝を飾る。1998パリダカでは、初出場から16年目にして悲願の総合優勝を成し遂げる。また同年11月に行なわれたUAEデザートチャレンジにおいても、総合優勝を飾っている。2000年のパリダカでは総合3位(T2部門総合優勝)、2001年は総合6位でゴールした。2002年はパリダカでの総合4位のほか、イタリアン・バハで総合2位を獲得している。
主要戦績
1988 パリ〜ダカールラリー 総合2位 1997 ダカール〜アガデスダカールラリー 総合2位
1989 パリ〜ダカールラリー 総合7位 1998 パリ〜グラナダ〜ダカールラリー 総合優勝
1991 パリ〜ダカールラリー 総合3位 1998 UAEデザートチャレンジ 総合優勝
1993 イタリアン・バハ 総合優勝 1999 グラナダ〜ダカールラリー 総合9位
1995 グラナダ〜ダカールラリー 総合4位 2000 パリ〜ダカール〜カイロラリー 総合3位
1995 パリ〜北京ラリー 総合優勝 2000 モロッコラリー 総合3位
1996 グラナダ〜ダカールラリー 総合3位 2001 パリ〜ダカールラリー 総合6位
1996 アトラスラリー 総合2位 2002 パリ〜ダカールラリー 総合4位

ミキ・ビアシオン(Miki BIASION) イタリア:1958年1月7日生まれ 44歳
1978年にラリー・デビュー。1983年にランチア・ラリーでヨーロッパ・ラリー選手権のチャンピオンを獲得。1984年からWRCに本格的に参戦し、1986年にはランチアのワークスとしてWRC初優勝を飾る。翌1987年には3勝してシリーズ2位、1988年には5勝して、イタリア人初のWRCチャンピオンに輝いた。続く89年にもチャンピオンを獲得。1996年からクロスカントリーラリーに参戦して、これまでにT4(カミオン=トラック)部門で2勝している。
主要戦績
WRC クロスカントリーラリー
1987
WRC
総合優勝3回
シリーズ2位
1996 イタリアン・バハ 総合3位
1999 チュニジアラリー T4部門優勝
1988
WRC
総合優勝5回
チャンピオン
1999 UAEデザートチャレンジ T4部門優勝
2000 イタリアン・バハ T4部門3位
1989
WRC
総合優勝5回
チャンピオン
2000 チュニジアラリー T4部門2位
 
1990
WRC
総合優勝2回
シリーズ4位

■出場車両主要諸元
 
三菱パジェロエボリューション
スーパープロダクション(T2)仕様
三菱パジェロ
スーパープロダクション(T2)仕様
全長
4,223mm
4,110mm
全幅
1,994mm
1,955mm
ホイールベース
2,725mm
2,545mm
トレッド(前後)
1,722mm
1,700mm
エンジン
6G74 V型6気筒 DOHC24バルブ/MIVEC
θ32吸気量制限装置(リストリクター)
燃料供給装置
ECIマルチ(電子制御燃料装置)
ボア×ストローク
93.0×85.8mm
総排気量
3,497cc
最高出力
270PS/6,000rpm
最大トルク
36kg-m/3,500rpm
トランスミッション
マニュアル6速
サスペンション
(フロントリア)
ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング
ステアリング
ラック&ピニオン パワーステアリング
ブレーキ
ベンチレーテッドディスク6ポットキャリパ
タイヤ
BFグッドリッチ
燃料タンク
500L

三菱パジェロエボリューションモロッコテストニュース
http://www.ralliart.co.jp/02news/02pajero.html
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