2004年1月29日
株式会社ラリーアート
2004年ダカールラリー
「三菱自動車モータースポーツチーム」総合優勝報告会開催
チームワークによるワン・ツーフィニッシュの喜びと共に5連覇への決意を新たに

左奥より、三菱自動車 開発本部モータースポーツチーム 中山修チームリーダー
MMSP スヴェン・クワント社長
三菱自動車 ロルフ・エクロート社長
新日本石油 鈴木孝男 副社長
ドミニク・セリエス チーム監督
手前左より、J-P・コトレ選手、S・ペテランセル選手
A・マイヤー選手、増岡浩選手、G・ピカール選手
 三菱自動車/ラリーアートは1月28日(水)、2004年ダカールラリーの総合優勝報告会を都内のホテルで開催した。1月1日〜18日にかけて行われた同大会では「チームATS三菱自動車モータースポーツ」から参戦したステファン・ペテランセル選手が総合優勝、「チームENEOS三菱自動車モータースポーツ」から参戦した増岡浩選手が総合2位を獲得し、三菱自動車は4年連続通算9度目の総合優勝を三菱パジェロエボリューションによるワン・ツーフィニッシュで達成した。またペテランセルや増岡のクイックサポートとして「チーム三菱自動車モータースポーツ」から三菱パジェロで参戦したアンドレア・マイヤー選手も今大会女性ドライバー最上位となる総合5位につけた。


S・ペテランセル選手、A・マイヤー選手、増岡浩選手
 今回の報告会には三菱自動車社長兼CEOのロルフ・エクロートをはじめ、増岡、ペテランセル、マイヤーとコ・ドライバー(マイヤーのコ・ドライバーは欠席)に加えドミニク・セリエスチーム監督、スヴェン・クワントMMSP社長らが顔を揃え、集まった約450名の報道関係者、スポンサーと共に会場はパリダカさながらの熱い雰囲気に包まれた。
 冒頭エクロート社長が「今回はまれに見る過酷な大会となり、ライバルチームも精鋭が揃う中でパリダカ史上最多となる9度目の優勝が出来たことを嬉しく思います」と挨拶。増岡/ジル・ピカール組、ペテランセル/ジャン‐ポール・コトレ組とマイヤーらを改めて祝福し、新日本石油鈴木孝男副社長の発声で乾杯が行われた。暫くの歓談のあと壇上に上がったペテランセルは司会の質問に応える形で「前回は最後の最後に自分たちの失敗で勝利を逃しましたが今回はパーフェクトでした」と4輪部門での初優勝の喜びを語り「この勝利は自分たち2人ではなく、チーム全員の力によって得られたものです。自分のクルマがミッショントラブルに見舞われた際は増岡に15キロに渡って牽引してもらう場面もありました」とチームの勝利を強調した。


元チーム監督である俳優夏木陽介さんも
お祝いに駆けつけてくれた
 続いて増岡も「今大会では自身の3連覇を目指しましたが、たった一度のシフトミスでミッションの1速を失って後退。しかし2位入賞でチームが(ワン・ツーフィニッシュによる4連覇という)最高の結果を出すことに貢献出来て嬉しい」と笑顔でコメントした。増岡のミッショントラブルの際にはアシスタンス部隊不在のマラソンビバークだったため、ペテランセルのナビ、コトレが午前3時までミッション交換を手伝ってくれたエピソードも披露。2人には続いてチーム内の関係について質問が及んだが増岡は「彼がいるから僕も伸びる」、ペテランセルも「ヒロシはベストフレンドです」と互いに良きライバルであることを強調していた。また、2人のサポート役を務めたマイヤーは「初めてのコンペティティブなマシンで良い経験が出来ました」と満足行くレース展開だったことを述懐した。
 続いて登壇したセリエス監督は「4連覇のプレッシャーは常に存在しましたが、三菱自動車のテクノロジーを基に最大限努力することで勝利を獲得出来ました。今後も更にチームスピリットを醸成し、5連覇を目指します」と力強く宣言。三菱自動車開発本部中山修モータースポーツチームリーダーはこれに応えて「開発の方向性が正しかったことが証明されました。これからも緊密なチームワークを保ちながら先を見た開発を行っていきます」と今後の抱負を述べた。最後にクワント社長が「次回パリダカへ向けて我々の準備は既にスタートを切っています」と中締めの挨拶。盛大な拍手と共に報告会は幕を閉じた。

2004年ダカールラリー
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