2004年12月9日
株式会社ラリーアート

三菱自動車2005年モータースポーツ活動計画 発表される


三菱自動車、MMSP GmbH、ラリーアートが三位一体となって、
ワークス活動、プライベートユーザー活動支援をおこなう


(左から)ジル・パニッツィ、MMSP GmbH鳥居勲社長、増岡浩

三菱自動車は12月7日(火)午後、同社の本社内にて、2005年の三菱自動車モータースポーツ活動計画を発表した。会場には200人を越える報道関係者を始め、2005年パリダカ(正式名称:テレフォニカダカール2005)に参戦する「三菱自動車レプソルATSスタジオ」チームの増岡浩選手のスポンサー各社関係者が多数出席した。またドライバーも、2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦するジル・パニッツィ選手、2005年パリダカに参戦する増岡浩選手が同席した。


三菱自動車 貴島 彰常務
冒頭、三菱自動車常務取締役の貴島彰から新たな2005年モータースポーツ活動計画の概要が説明され、「三菱自動車にとってのモータースポーツ活動は三菱自動車が本来持っているDNA=パジェロに代表される『SUV DNA』、ランサーエボリューションに代表される『スポーティDNA』を具現化するという活動です。われわれはモータースポーツ活動を技術開発の一環と捕らえ、安全性・耐久性、走行性・走破性を極限まで追求するモータースポーツ活動を市販車の中に活かすことに取り組んでいます。また、モータースポーツ活動を通じて企業ブランドの向上に貢献し、最終的にはお客様に満足・安心して頂ける車を提供して行きたいと思っています。そういった状況の中でモータースポーツ活動の再構築を行い、開発部門との連携を強め、パリダカとWRCのワークス活動体制を強化していきます。またワークス活動のみならず、国内外の三菱車ユーザーのモータースポーツ活動を今後も積極的にサポートしていきます。そしてモータースポーツ活動はお客様第一という観点から見た信頼回復の大きなステップであり三菱自動車の事業再生の大きな牽引力と位置づけています」と語った。(詳細:三菱自動車2005年モータースポーツ活動計画について)


MMSP GmbH 鳥居 勲社長

三菱自動車
開発本部モータースポ-ツチーム
中山 修チームリーダー

ラリーアート 田口 雅生社長
続いて三菱自動車のワークス活動のチーム運営と戦略を司るモータースポーツ統括会社MMSP GmbH(本社ドイツ・トレバー)社長の鳥居勲から、2005年WRCと2005年パリダカの出場体制が発表され、「2005年のWRCは第1戦モンテカルロから全16戦出場、ドライバーはジル・パニッツィ(フランス)とハリ・ロバンペラ(フィンランド)を起用、さらに若手のホープ、ジャン-ルイジ“ジジ"・ガリ(イタリア)を交えて優勝を狙えるポジションを目指します。(詳細:三菱自動車2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)参戦体制について)

2005年パリダカでは増岡浩、ステファン・ペテランセル(フランス)、リュック・アルファン(フランス)、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)の4台のパジェロエボリューションに加え、アンドレア・マイヤー(ドイツ)のL200(ピックアップトラック)の5台体制で5連覇、通 算10度目の優勝を狙います」と語った。(詳細:三菱自動車2005年ダカールラリー参戦体制について)

次に、三菱自動車ワークス活動の日本における開発拠点ともいえる開発本部モータースポ-ツチームリーダーの中山修が「モータースポーツチームもワークスチームとの連携をさらに強化し、ワークス車の開発を積極的に進めるとともに、ラリーアートを通 じた三菱車のユーザーによるモータースポーツ活動支援に協力し、市販車の開発にフィードバックしていきます」と説明した。

そして、ラリーアート社長の田口雅生は ラリーアートの今後の活動計画=ラリーアートの役割として、

1、ワークス活動の全面的サポート
(1) 現地チーム運営を円滑に行うための情報提供、アドバイス、専門家の派遣
(2) FIA等外部関連団体との折衝、情報提供・分析
(3) 国内スポンサー獲得
 
2、国内外モータースポーツユーザー活動の支援
(1) 支援を通じて得られた情報のフィードバックによるランサーエボリューション次期車開発支援
(2) 海外向けモータースポーツベース車の供給
(3) モータースポーツ専用パーツ開発・供給
(4) 日本人若手ドライバー育成

3、ワークス活動と連携した部用品の開発・販売
(1) WRCおよびクロスカントリーラリーで培ったノウハウを活用したモータースポーツファンから一般 ユーザーまで幅広い層に向けたスポーツパーツの開発・販売
(2) 極限の環境下で鍛えられたチームユニフォーム開発のノウハウを生かしたラリーアートコレクション群商品の開発・販売
(3) モータースポーツイベント、ドライビングスクールの開催
(4) モータースポーツファンへの情報発信
を積極的に行うことを表明した。(詳細:「ラリーアート」の今後の活動計画について )


スポンサーのPIAA山本社長も
増岡選手の激励に駆けつけた

増岡選手への応援メッセージ
最後に2005年パリダカに向けて翌8日(水)に出発する増岡選手から「三菱自動車の5連覇、通 算10度目の優勝は自分の優勝で成し遂げたい」と力強い言葉が発せられた。またWRCドライバーのパニッツィ選手は「今年のWRCラリー・ジャパン欠場は非常に残念だっただけに、来年は日本のファンにいい走りを披露します」と約束してくれた。

今回の説明会を通じて、2005年三菱自動車モータースポーツ活動は三菱自動車、MMSP GmbH、ラリーアートが三位一体となって、ワークス活動、そしてプライベートユーザー活動支援をしていく事が確認された。

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