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2005年2月1日
株式会社ラリーアート |
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2005年ダカールラリー
チーム「三菱自動車レプソルATSスタジオ」総合優勝報告会を開催
増岡浩選手、ペテランセル選手、セリエス監督らが出席、6連覇を誓う
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左より、三菱自動車開発本部モータースポーツチーム 築城政隆、乙竹嘉彦
三菱自動車 開発本部モータースポーツチーム 中山修チームリーダー
チーフエンジニア ティエリー・ヴィアルド
増岡浩選手、三菱自動車 貴島彰常務
ステファン・ぺテランセル選手、ジャン−ポール・コトレ選手
ドミニク・セリエス監督、鳥居勲MMSP社長
三菱自動車 開発本部モータースポーツチーム 幸田逸男 |
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三菱自動車は1月31日(月)、2005年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2005/通称パリダカ)総合優勝報告会を品川の本社ショールームで開催した。12月31日(金)〜1月16日(日)にかけて行われた同大会ではチーム「三菱自動車レプソルATSスタジオ」から参戦したステファン・ペテランセル(フランス/パジェロエボリューション)が総合優勝、リュック・アルファン(フランス/パジェロエボリューション)が総合2位を獲得し、三菱自動車は前人未踏である5年連続・通算10度目の総合優勝を達成した。また、2002年、2003年大会で日本人初の連覇を果たし、2004年大会でもペテランセルに次ぐ総合2位を獲得した増岡浩(パジェロエボリューション)は10日にエンジントラブルにより無念のリタイア。クイックサポートとして参戦したアンドレア・マイヤー(ドイツ/L200)も同じくエンジントラブルで戦列を去ったが、2004年大会2輪部門の覇者で今回4輪部門に初出場したホアン・ナニ・ロマ(スペイン/パジェロエボリューション)は、総合6位の好成績を収めた。
パリダカ優勝トロフィーとともに
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今回の報告会には三菱自動車常務取締役の貴島彰をはじめ、増岡、ペテランセルとコ・ドライバーのジャン・ポール・コトレの各選手に加え、MMSP(三菱自動車のモータースポーツ統括会社)社長の鳥居勲、ドミニク・セリエスチーム監督、三菱自動車開発本部モータースポーツチームリーダーの中山修らが顔を揃え、集まった約300名の報道関係者、スポンサーと共に会場はパリダカさながらの熱い雰囲気に包まれた。
冒頭、貴島常務は「おかげさまで目標だった10勝目と5連覇を達成することができました。また、パリダカと並ぶ過酷さで知られるWRC(FIA世界ラリー選手権)ラリー・モンテカルロでもジル・パニッツイの三菱ランサーエボリューションが3位に入賞し、合わせればワン・ツー・スリーフィニッシュです。三菱自動車にとってモータースポーツは単なるプロモーション活動ではなく、クルマ作りの原点。ブランドそのものと言っても良い。今回の車両に搭載された技術も必ずや市販車にフィードバックされるでしょう」。と力強く挨拶。続いて鳥居社長は「パリダカの優勝報告が出来ることを嬉しく思います。1年間の準備を遺憾なく発揮した全員のチームワークと車両と技術、そしてみなさんの応援があって達成出来ました」と感謝の言葉を述べながらチームメンバーを紹介。拍手の中を壇上へ上がったペテランセル、コトレ、増岡浩の各選手、セリエス監督らは、壇上で貴島常務とがっちり握手を交わした。

1985年初優勝パジェロとご対面。当時は「いつかはパリダカ2輪優勝」の夢を持ってい
た19歳のバイク青年だった |
やや緊張した面持ちのペテランセル選手は「(自分の連覇を)5年連続優勝の三菱自動車と共に得られたことを誇りに思います。それぞれの勝利には異なった「香り」があるものですが、中でも今回は特別です。いかなるミスをも犯さず強い信頼感の中で自分を支えてくれたナビのコトレに感謝すると同時に、セリエス監督、エンジニアのみなさんに、そして自分を信頼してくれた三菱自動車に感謝の気持ちをささげます。次回2006年パリダカでは増岡さんやアルファンと共にワン・ツー・スリー・フィニッシュを獲りたい」と喜びを語り、最後は次回大会での6連覇を誓っていた。また、セリエス監督は「5連覇10勝もしていると勝つのは容易いと思われるかも知れませんが、実際にパリダカの厳しい戦いを勝ち抜くには、選手はもちろんメカニックやロジスティクスを含めたバックアップの人々まで全ての力が必要です。多くの関係者のサポートなしに10勝は不可能でした。次の2006年大会のターゲットに向けてまた全力を尽くします」と総合力で勝ち取った勝利を改めて強調した。
一方、今回12年ぶりとなるリタイアを喫した増岡選手は「記念の年にぜひ自分の手で勝利を獲得したいと準備万端スタートを切りましたが、からまわりしてしまったようです」と苦しかったラリーを振り返った。スタート前にヘルメットとグローブを盗まれたのに始まり、序盤のモロッコではパンク。続いてギャップでサスペンションを壊し、3時間の遅れに。それでも前半戦終了時には6位まで追い上げ、上位入賞の期待も高まったが、後半戦初日にエンジンブローのため無念にも戦列を去ることとなった。しかし、壊れたピストンを見た時には驚きと感動があったという。「今まで見たことのない軽量化されたパーツでした。1馬力でもパワーを上げるため、限界まで挑戦してくれていたと、その情熱を感じました。競争ですから良い時も悪い時もある。自分にとって今回のパリダカはまだ終わっていません、そのゴールは06年のゴールです。」リベンジを誓う増岡選手の表情には意欲が漲っていた。

ダカールから空輸された増岡車を前にインタビュー。 このマシンは、残念ながら2月6日福岡でのトークライブを最後に来年のパリダカに向けての開発のためフランスにもどってしまう。かわりにショーモデルが展示される |
続いて今大会の現場に帯同した中山修モータースポーツチームリーダーが、ムービングパーツの軽量化を図るなどパワーアップしたエンジンは各ドライバーから「ビッグステップの改良」と絶賛されたこと、しかしピストンは耐久性不足で最初にペテランセル車にトラブルが発生。現場では時間不足で増岡車まで完全にケアし切れなかったことなどを率直に吐露。次回はより信頼性に重きを置いてさらなる改良を進めたいと抱負を語った。そして、チームのチーフエンジニアであるティエリー・ヴィアルド、パジェロエボリューションの開発を担当しているモータースポーツチームの乙竹嘉彦、幸田逸男、築城政隆が紹介され、盛大な拍手と共に式次第はひと段落。フォトセッションのあと、懇談や増岡対ペテランセルのプレイステーション2用ソフト、グランツーリスモ4対決などが行われ、なごやかに報告会は幕を閉じた。
なお、この後、午後6時30分より同所では一般のお客様をお招きしてパリ・ダカトークライブスペシャルが開催された。集まったお客様たちは、増岡選手、ペテランセル選手、セリエス監督らの話に熱心に耳を傾けていた。増岡選手はパリダカのエピソードを抱え2月5日(土)から3月5日(土)まで毎週末全国の三菱自動車販売会社11箇所で開催されるトークライブに出演予定。今回のトークライブスペシャルに来られなかった方は、是非こちらにどうぞ。
詳しいスケジュールはこちら http://www.mitsubishi-motors.co.jp/japan/event/pdtl/index.html
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