2005年1月20日
株式会社ラリーアート
2005年パリダカ
増岡浩選手成田空港帰国記者会見
来年に向け「精神力強化」を誓う
成田空港で記者会見する増岡浩選手(左)と
三菱自動車 開発本部モータースポーツチーム 中山修チームリーダー(右)

 2005年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2004/通称パリダカ)で無念のリタイアを喫した増岡浩選手が1月19日(水)、パリから帰国。成田空港で記者会見を行った。

 増岡選手は報道陣を前に「三菱自動車チームの5連覇、通算10勝という素晴らしい結果となったが、自分自身の手で成し遂げることができなかったのが、ちょっと悔しい気持ちです。今回まで18回のパリダカ参戦で3回目、93年以来12年ぶりのリタイアでした。来年は体力面の更なるトレーニングはもちろん、精神的にもっと強くなって、タイムが遅れてもあせらず冷静な試合運びができるよう心がけます。」と来年に向けてリベンジを誓った。

 今年のパリダカはバルセロナのスタート前にヘルメットを盗まれる「ケチ」がついてから、1月3日のパンク、4日には窪地にクルマをバウンドさせサスペンションを壊し、総合順位を110位まで落としてしまったように、「スタート前から優勝の意識が空回りしてリズムに乗ることができませんでした」と反省の弁もあった。

 増岡選手は、順位後退後はチームワークに徹しサポート役に回るなど三菱自動車チームのワン・ツーフィニッシュに向けて大きく貢献してくれた。1月10日エンジントラブルでリタイアしたとは言え「今年のパジェロエボリューションのエンジンは去年より格段に扱いやすくなりました」とパジェロエボリューションへの信頼は少しも揺いではいなかった。

 さらに、「今年のパリダカはスピードが上がった分クラッシュが多かった。2輪選手の死亡事故また砂嵐・悪天候などによるSSキャンセルもあったりして、ここ5年で最も厳しいコース設定でした」と、パリダカの難しさを改めて評価し、「どんなパリダカにも動じない精神力を身につけていきます」と話した。

 来年のパリダカではまた一回り大きく成長してスタート台に立つ増岡選手に出会えるはずだ。

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