2007年10月19日
2007年11月12日更新
株式会社ラリーアート
2007年 全日本ダートトライアル選手権 総括
三菱ランサーエボリューション N3、SA2、Dの3クラスでタイトル獲得!
チャンピオンはN3.吉村修(CMSC大阪)/SA2.荒井信介(CMSC群馬)/
D.宮入友秀(CMSC長野)の各選手

 2007年の全日本ダートトライアル選手権は全8戦で開催され、内有効6戦でシリーズチャンピオンが争われた。三菱ランサーエボリューションは今年も卓越したパフォーマンスと高い信頼性から多くのエントラントに支持されN3、SA2、SC3、Dの各クラスでのシェアはライバル車を完全に圧倒する高さを見せるとともに、N3/SA2/Dの3クラスでは三菱車が全勝でチャンピオンを獲得する絶対的な強さも見せたシーズンとなった。また、今年は雨の多いシーズンとなり、ドライ路面で開催されたイベントは第3戦、4戦、8戦のみであった。、


吉村修選手(CMSC大阪) N3クラス シリーズチャンピオン

車両 三菱ランサーエボリューションIX MR(写真は第4戦)





荒井信介選手(CMSC群馬) SA2クラス シリーズチャンピオン

車両 三菱ランサーエボリューション IX MR(写真は第7戦)



宮入友秀選手(CMSC長野) Dクラス シリーズチャンピオン

車両 三菱ランサーエボリューション(写真は第8戦)



【N3クラス】(N車両、4WD、1601cc〜)
 N3クラスは05年、06年のチャンプ荒井信介選手(CMSC群馬)がSA2クラスへスイッチしたため、昨年僅か2ポイント差でチャンピオンを逃がした吉村修選手(CMSC大阪・三菱ランサーエボリューション)がその雪辱を晴らし、シリーズ3勝とあわせ有効全戦で高ポイントを獲得し、ダートトライアル歴27年目にして念願のチャンピオンを獲得*した。昨年3位の田崎克典選手(三菱ランサーエボリューション)は2勝を挙げるも中盤戦でのポイント取りこぼしが響き、第7戦終了時点でシリーズ3位であったが、最終戦での3位入賞により逆転2位を獲得*した。その田崎選手と熾烈な2位争いを展開したのは、中盤から後半戦にかけて猛チャージをかけた谷津良嗣選手(CMSC福島・三菱ランサーエボリューション)。優勝こそないものの、確実にポイントを重ねてきたが、最終戦で5位に沈み惜しくもシリーズ3位となったが、昨年のシリーズ5位からは確実なポジションアップを果たした。尚、N3クラスは吉村選手が3勝、田崎選手が2勝、岡島和也選手が2勝、岡佐都史選手が1勝と三菱ランサーが8戦全勝し、かつシリーズ上位13位までを占める圧倒的な結果となった。

【SA2クラス】(SA車両、4WD、排気量区分なし)
 ナンバー付改造部門のSA2クラスは上記のN3クラスチャンピオンの荒井信介選手(CMSC群馬・三菱ランサーエボリューション)が昨年シリーズチャンピオンの北村和浩選手(スバル・インプレッサ)からタイトル奪還を目指して参戦。しかし、北村選手もSC3クラスにスイッチし、N3クラス同様デフェンディングチャンピオン不在となったが、荒井選手がその実力をいかんなく発揮し、優勝5回、2位3回で堂々のチャンピオンを獲得*。2位は3勝を挙げた北島広実選手(CMSC千葉・三菱ランサーエボリューション)が続き、この両選手がSA2クラスの2強として存在を大きくアピールした。3位には2位2回、3位4回と常に安定した速さを発揮したベテラン櫛田正文選手(CMSC岐阜・三菱ランサーエボリューション)が獲得*。また、SA2クラスでも荒井選手が5勝、北島選手が3勝と三菱ランサーが8戦全勝し、かつシリーズ上位10台中9台を占める圧倒的な結果となった。

【SC3クラス】(SC車両、4WD、1601cc〜)
 ナンバーなし改造部門のSC3クラスではスバル・インプレッサを筆頭にダイハツ・ブーンなど戦闘力を向上させた強力なライバル勢がひしめく中、三菱ランサーを駆る炭山義昭選手が2勝を挙げる活躍を見せるも、谷田川敏幸選手(スバル・インプレッサ)に8ポイント届かずシリーズ2位となった。SC3クラスでも上位10台中、6台を三菱ランサーが獲得、改造クラスでもその高いポテンシャルを十分に発揮した。

【Dクラス】(自由改造、排気量区分なし)
 昨年同様、宮入友秀選手(三菱ランサーエボリューション CMSC長野)、三上悟選手(三菱ランサーエボリューション)、河内渉選手(三菱ミラージュ CMSC広島)の3選手による熾烈な戦いが展開されたDクラスのチャンピオン争いは最終戦まで持ち越され、05年シリーズ5位、06年シリーズ2位と順調にポジションアップを果たした宮入選手がプレッシャーの掛かる最終戦を制して4勝目を挙げ、05年の全日本戦初勝利からわずか2年で見事にタイトルを獲得*した。昨年シリーズ3位の三上選手が3勝を挙げてシリーズ2位に、3位は開幕戦で優勝を飾るもその後、2位6回、3位1回と勝負運に恵まれなかった06年チャンピオンの河内選手となった。同4位は堀内幸一選手(三菱FTO)、5位は並み居る男性陣の中に入でひとり気を吐いた山田ひとみ選手(CMSC岐阜・三菱ミラージュ)が獲得。Dクラスでも宮入選手が4勝、三上選手が3勝、河内選手が1勝と三菱車が8戦全戦し、かつシリーズ上位10台中7台を占め、改造無制限クラスにおいてもベースとなる三菱車の戦闘能力の高さを実証した。

 2007年シーズンの同選手権全9クラスの延べ全出場車1290台中、7クラスに参戦した三菱車は584台(45.3%)となり、同7クラスの延べ総参加台数1074台中では、54.4%のシェアであった。

*正式な選手権の順位認定は11月30日のJAFモータースポーツ表彰式によって行われる。

N3クラス(N車両、4WD、1601cc〜)
田崎克典選手 シリーズ2位
車両 三菱ランサーエボリューションIX
(写真は第5戦)



谷津良嗣選手(CMSC福島) シリーズ3位
車両 三菱ランサーエボリューションIX MR
(写真は第3戦)



山野光司選手(CMSC千葉) シリーズ4位
車両 三菱ランサーエボリューションIX
(写真は第8戦)


赤羽政幸選手(CMSC栃木) シリーズ5位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第1戦)



鈴木信地郎選手 シリーズ6位
車両 三菱ランサーエボリューションIX
(写真は第2戦)




SA2クラス(SA車両、4WD、排気量区分なし)
北島広実選手(CMSC千葉) シリーズ2位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第4戦)



櫛田正文選手(CMSC岐阜) シリーズ3位
車両 三菱ランサーエボリューションIX
(写真は第7戦)



鳥居晴彦選手 シリーズ4位
車両 三菱ランサーエボリューションIX
(写真は第7戦)



田上正彦選手(CMSC岐阜) シリーズ5位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第6戦)




SC1クラス(SC車両、2WD、排気量区分なし)
太田雅文選手 シリーズ5位
車両 三菱ランサー
(写真は第3戦)



松田宏毅選手 シリーズ6位
車両 三菱ミラージュ
(写真は第2戦)




SC3クラス(SC車両、4WD、1601cc〜)
炭山義昭選手 シリーズ2位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第3戦)



亀山晃選手 シリーズ5位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第1戦)




Dクラス(自由改造、排気量区分なし)
三上悟選手 シリーズ2位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第5戦)


河内渉選手(CMSC広島) シリーズ3位
車両 三菱ミラージュ
(写真は第1戦)



堀内幸一選手 シリーズ4位
車両 三菱FTO
(写真は第7戦)



山田ひとみ選手(CMSC岐阜) シリーズ5位
車両 三菱ミラージュ
(写真は第8戦)



和田俊昭選手(CMSC広島) シリーズ6位
車両 三菱ランサーエボリューション
(写真は第3戦)


■シリーズポイント(全8戦中有効6戦)
N3クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 有効ポイント
1 吉村修(CMSC大阪) 三菱ランサー 10 20 10 20 6 15 15 20 100
2 田崎克典 三菱ランサー 20 15 2 0 20 1 6 12 75
3 谷津良嗣(CMSC福島) 三菱ランサー 6 2 15 12 10 10 12 8 67
4 山野光司(CMSC千葉) 三菱ランサー 12 0 0 15 15 0 8 15 65
5 赤羽政幸(CMSC栃木) 三菱ランサー 15 12 3 10 0 0 10 0 50
6 鈴木信地郎 三菱ランサー 8 10 8 8 0 2 3 10 47
7 岡島和也 三菱ランサー 0 4 20 0 0 20 0 1 45
8 川崎勝己(CMSC広島) 三菱ランサー 1 3 6 4 12 3 1 4 32
9 佐藤隆行 三菱ランサー 0 8 12 1 2 8 0 0 31
10 岡佐都史 三菱ランサー - 0 - 0 3 0 20 0 23
SA2クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 有効ポイント
1 荒井信介(CMSC群馬) 三菱ランサー 20 15 15 15 20 20 20 20 115
2 北島広実(CMSC千葉) 三菱ランサー 15 20 20 20 12 12 8 15 102
3 櫛田正文(CMSC岐阜) 三菱ランサー 12 12 12 12 2 15 15 12 78
4 鳥居晴彦 三菱ランサー 2 0 8 4 0 0 12 10 36
5 田上正彦(CMSC岐阜) 三菱ランサー 0 8 0 6 3 10 3 4 34
6 大竹公二 スバル・インプレッサ 10 1 4 0 1 0 1 8 25
7 角皆昭久(CMSC岐阜) 三菱ランサー 4 - 6 - - 8 6 1 25
8 山田善之(CMSC札幌) 三菱ランサー 0 - 10 8 - 6 - 0 24
9 上村智也 三菱ランサー 6 2 - - 6 4 0 6 24
10 三枝重光(CMSC岐阜) 三菱ランサー - 10 - - 0 3 10 0 23
SC1クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 有効ポイント
1 石井淳 ホンダ・インテグラ 20 20 15 20 10 20 20 15 115
2 すずき みがく ホンダ・インテグラ 15 12 12 15 20 12 12 20 94
3 工藤清美 ホンダ・シビック 10 - 20 12 12 15 15 - 84
4 山本拓志 ホンダ・インテグラ 12 8 8 10 15 6 8 12 65
5 太田雅文 三菱ランサー 1 6 10 - 8 8 - 3 36
6 松田宏毅 三菱ミラージュ - 15 - - 3 - 6 0 24
7 ホズケン ホンダ・インテグラ 8 3 4 3 0 4 1 0 23
8 中沼貴広 ホンダ・シビック 6 - 3 - 0 10 2 0 21
9 奥村直樹 ホンダ・シビック 3 - - - 4 - 10 2 19
10 藤原直樹 ホンダ・S2000 - 2 1 4 0 1 0 10 18
SC3クラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 有効ポイント
1 谷田川敏幸 スバル・インプレッサ 20 20 15 12 15 12 20 20 110
2 炭山義昭 三菱ランサー 6 15 20 4 10 20 12 10 87
3 梶岡悟 スバル・インプレッサ 10 0 10 20 20 10 10 12 82
4 北村和浩 スバル・インプレッサ 12 10 6 15 12 0 15 15 79
5 亀山晃 三菱ランサー 15 - 12 10 - 15 3 8 63
6 平塚忠博 ダイハツ・ブーン 8 3 3 1 4 6 8 1 32
7 丹羽政彦 三菱ランサー 0 2 8 6 0 8 0 6 30
8 須田行雄 三菱ランサー 0 4 4 3 6 0 2 4 23
9 杉尾泰之 三菱ランサー 0 0 2 8 3 3 4 0 20
10 上原吉就 三菱ランサー - 8 - - 8 - - 0 16
Dクラス
順位 ドライバー 車両 Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 Rd8 有効ポイント
1 宮入友秀(CMSC長野) 三菱ランサー 15 12 20 20 6 12 20 20 107
2 三上悟 三菱ランサー 12 20 15 12 20 20 12 12 99
3 河内渉(CMSC広島) 三菱ミラージュ 20 15 12 15 15 15 15 15 95
4 堀内幸一 三菱FTO 10 0 6 4 12 8 10 0 50
5 山田ひとみ(CMSC岐阜) 三菱ミラージュ 0 10 3 10 1 10 0 10 44
6 和田俊昭(CMSC広島) 三菱ランサー 3 3 10 8 10 4 2 0 38
7 高橋一志 トヨタ・セリカ 0 - 4 - 8 3 0 6 21
8 栗本利也 スバル・インプレッサ 4 0 - - 0 - 8 8 20
9 江川博 三菱コルト 1 8 0 6 0 0 0 3 18
10 綾部美津雄 スバル・インプレッサ 8 - 2 - - 6 - - 16
ポイント1位から10位まで各20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 赤数字は有効得点

第1戦 3/25 丸和オートランド那須(栃木県) 第2戦 4/22 三井オートスポーツランド(福岡県)
第3戦 5/13 SSパークサーキット グラベルコース(福島県) 第4戦 6/3 オートスポーツランドスナガワ(北海道)
第5戦 6/24 京都コスモスパーク(京都府) 第6戦 7/15 丸和オートランド那須(栃木県)
第7戦 9/9 輪島市門前モータースポーツ公園(石川県) 第8戦 10/7 テクニックステージタカタ(広島県)





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