2007年2月15日
株式会社ラリーアート
FIAアフリカラリー選手権(ARC)第1戦ラリー・オブ・タンザニア

三菱ランサーエボリューションの三好秀昌選手が総合優勝を飾る

三菱ランサーエボリューション
三好秀昌/市野諮
 FIAアフリカラリー選手権(ARC)第1戦ラリー・オブ・タンザニアが2月9日(金)〜11日(日)にかけてタンザニアの首都ダルエスサラームを基点に行われ、三菱ランサーエボリューションIX・グループN仕様を駆って出場した三好秀昌/市野諮組が総合優勝を獲得した。タンザニアはアフリカ中東部に位置し、ダルエスサラームはインド洋に面した同国最大の港を擁する商業都市。ラリーは同市南東部のグラベル路を舞台に2日間2レグ方式で戦われた。エントリーは20台で三菱車が6台、スバル車が12台、ニッサン、トヨタが1台づつであった。

 9日、第1レグがスタートすると三好選手はSS1から好調にトップタイムを記録。SS2では道路上の草がラジエターを塞いでオーバーヒートに見舞われる場面もあったがSSトップを連取した。続いて、ややペースを抑えたSS3ではライバル車の先行を許したものの、SS4で再びトップタイムを叩き出すと、2位に4分1秒差の首位で初日を終了した。続く第2レグも赤道直下の酷暑とラフな路面の劣悪なコンディションに苦しめられながら首位を堅持した三好選手は後続車の脱落もあって終盤は独走体制に。同レグもトップでゴールすると、2番手のアサッド・アンワール組(ケニヤ/三菱ランサーエボリューション)に10分45秒の大差をつけて同シリーズのデビュー戦を見事な完全優勝で飾った。昨年のチャンピオン、パトリック・エモンスポール(ベルギー/スバル・インプレッサ)は4位だった。

 FIAアフリカラリー選手権(ARC)はFIAヨーロッパラリー選手権(ERC)、FIA中東ラリー選手権(MERC)、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)と並ぶFIAの4つの地域選手権のうちのひとつ。同選手権はケニアや南アフリカ等アフリカの7カ国、全7戦で開催される。三好選手は今後2〜3戦に出場し、アフリカラリー選手権のチャンピオンを目指す予定。

  三好秀昌(みよしひであき) 

モータージャーナリスト。
1960年東京生まれ。学生時代よりラリーを始め、1989年より海外ラリーに参戦。英国 ラリーやWRC等にスポット参戦。2006年にはランサーエボリューションでラリー・ジャ パンに参戦。総合28位、グループN20位で完走を果たした。
[写真:三好秀昌(左)と市野諮。2006年ラリージャパン。]

■最終・総合成績
順位 ドライバー 車両 タイム
1 三好秀昌 三菱ランサーエボリューション 3時間04分00秒
2 A・アンワール 三菱ランサーエボリューション 10分45秒
3 L・ヴェルラック スバル・インプレッサ 12分07秒
4 P・エモンスポール スバル・インプレッサ 22分49秒
5 C・ラウテンバーチ スバル・インプレッサ 28分43秒
6 G・ハジ スバル・インプレッサ 33分48秒
7 I・モハメド スバル・インプレッサ 36分43秒
8 S・ハジ 三菱ランサーエボリューション 42分57秒
9 D・スミス スバル・インプレッサ 1時間00分29秒
10 L・ホーン 日産・フェアレディZ 1時間25分40秒
2位以下のタイムはトップとの差
1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計

■2007年FIAアフリカラリー選手権スケジュール
2月9日(金)〜11日(日) 第1戦 ラリー・オブ・タンザニア
3月9日(金)〜11日(日) 第2戦 サファリラリー・オブ・ケニヤ
4月13日(金)〜15日(日) 第3戦 アフリカ・ウガンダラリー
5月4日(金)〜6日(日) 第4戦 ルワンダラリー
5月24日(金)〜27日(日) 第5戦 ラリー・サウスアフリカ
7月13日(金)〜15日(日) 第6戦 ジンバブエラリー
8月17日(金)〜19日(日) 第7戦 ザンビアインターナショナルラリー


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