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| FIAアフリカラリー選手権(ARC)第2戦
サファリラリー2007 |
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2007年FIAアフリカラリー選手権(ARC)第2戦となるKCBサファリラリーが3月9日(金)〜11日(日)、東アフリカのケニヤで開催され、三菱ランサーエボリューションで出場した三好秀昌/市野諮組が総合4位を獲得した。事前登録が必要なアフリカラリー選手権勢では2位となり、第1戦タンザニアでの優勝のポイントと合わせて、同選手権リーダーの座を守った。また同ラリーは今年から本格的にシリーズ開催されることになったIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)の開幕戦にも当たっており、三好選手はこのシリーズでも2位のポイントを獲得している。
アフリカラリー選手権はFIAが定める地区選手権としてWRC(FIA世界ラリー選手権)の下位カテゴリーに当たり、ヨーロッパラリー選手権(ERC)やアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)、中東ラリー選手権(MERC)と同等のステータスを持つシリーズ。07年は第1戦タンザニアを皮切りにこのサファリ(ケニヤ)、ウガンダ、ルワンダ、南アフリカ、ジンバブエ、ザンビアで7戦が予定されている。IRCは世界に展開するケーブルTVネットワークであるユーロスポーツの支援を受けて昨季テスト開催され、今年から本格的にシリーズ戦として行われる。今回のサファリラリーを開幕戦としてトルコ、ベルギー、ロシア、ポルトガル、チェコ、イタリア、スイス、中国の全9戦で構成される。 サファリラリーは2002年までWRCの一戦としても開催されていた伝統のラリー。アフリカの大地を舞台とし、ラリー・モンテカルロ、RACラリー(ラリーGB)とともに世界三大ラリーと称された。サファリにはラリーの要素のすべてが含まれていると言われ、今尚このラリーを「ザ・キング・オブ・ラリー」とするファンも多い。
ラリーは翌10日に舞台をナイロビから約120km北方のエレメンタイタ湖周辺に移し行われた。CS2は今回のラリー最長の距離、32.63km。路面コンディションはサファリのすべてが凝縮されていると言ってよいほど難関に満ちている。おびただしい埃と、それに隠された溝や岩、低速から高速区間が含まれ一瞬たりとも気を許せないステージだ。三好選手はパンクやマシントラブルを抱え込まないように慎重にアタックを開始したが、「少し抑え過ぎた」と反省するように、ライバルに先行を許してしまう。さらに続くCS3ではペースをアップしたところゴールまで6kmほどの地点でパンク。ステージ中でタイヤ交換を余儀なくされ4分余りを失ってしまい、順位を7位まで落としてしまった。さらにサービスを挟んだCS9でもフロント2輪のタイヤがスローパンクチャーに見舞われてしまう。続くCS10ではホイールを破損してバイブレーションが酷くなり、ペースを上げられず、結局初日を総合6位で終えることになった。 ラリー2日目は、ナイロビの南、アチ・リバー周辺に設けられた8カ所のCSで行われた。三好選手は1分8秒差で前を行くムナ・シン(ザンビア/スバル・インプレッサ)、さらにその11秒上のエマニュエル・カトー(UAE/スバル・インプレッサ)を追って追撃開始。前日から発生しているタイヤからのバイブレーションが解消されない中で、プレッシャーを掛け続け、逆転に成功、総合4位でゴールした。 三好選手は「サファリはこれまで3回完走していますが、今回はタフでした。距離こそ大幅に短くなっているもの、コースはサファリの厳しさがすべて凝縮されていたと思います。コースは標高1700mくらいを走るのですが、その対策を出来なかったこともハンディになったかもしれません。パンクは残念でしたが、アフリカ選手権のシリーズポイントも獲得できて、結果には満足しています」と語った。 また地元ケニヤのドライバーで、三好選手と同じくアフリカラリー選手権にエントリーしているランサーエボリューションのアサッド・アンワーが7位に、同じくランサーエボリューションのサミー・アシュラムが8位に入賞。アシュラムは遅い前走車が巻き上げるダストに苦しめられ、ラリー2日目にはブレーキトラブルを抱えながらの完走。「苦しんだ分だけ完走の喜びは大きい」とゴール後、瞳を輝かせた。ふたりのランサードライバーのタイム差はわずか8秒。互いの健闘を讃え合う姿が見られた。 なお、ゴール後1974年に初代ランサー1600GSRでこのサファリラリーでWRCに初挑戦、初優勝を飾った往年のドライバー、ジョギンダ・シンが、当時の自分と同じカラーリングを施した三好選手のマシンを見て「懐かしい」と目を細め、ラリーのゴール会場にレプリカした初代ランサーの愛車を持ち込んで記念撮影。三好選手にとっては思わぬ完走祝いとなった。 アフリカラリー選手権次戦第3戦は4月13日(金)〜15日(日)にウガンダラリー行われる。
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