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8月19日(日)長野県野沢温泉村の「モーターランド野沢」でナガノ・オート・スポーツクラブ(NASC)が主催する「GEOLANDAR CUP 全日本ダート耐久シリーズ2007」第3戦が8時間耐久レースとして開催され、オープンスポーツクラス(すべての四輪駆動車)で三菱チャレンジャーに乗る塙郁夫/千葉栄二/三橋淳選手組が617周で優勝。2位には578周の三菱パジェロの女性ドライバー濱口敬子選手が、3位には三菱パジェロの浦野雅樹/桜井敏彦選手組が入賞し、三菱車が上位を独占した。
当レースシリーズは関東甲信越では最大規模の四輪駆動車による耐久レースシリーズで、2007年は全5戦からなり、第3戦以外は2時間レースとなっている。当レースには、オープンスポーツクラスに18台、ライトスポーツクラス(〜1600ccの四輪駆動車)に8台、合計26台のエントリーがあった。真夏の昼間の8時間の長丁場とあってドライバーは1台6名まで登録できるが、海外クロスカントリーラリー遠征者にとっては練習の場でもあるので最後まで1人で入りきる選手もいた。
優勝した塙選手は日本のオフロードレース界の第一人者で毎年北米の耐久オフロードレースに参戦、2002年11月にはメキシコのバハカリフォルニア半島で行われた「スコア・デザート・レーシングシリーズ第6戦」で三菱チャレンジャーを駆りクラス優勝を果たしている。また三橋選手はダカールラリーに毎年参戦、今年の大会では市販車無改造部門優勝(総合25位)したクロスカントリーラリーの世界的実力者。
この実力チームに続いて2位に入賞した濱口選手は埼玉県の病院に外科医として勤務、今年9月30日(スタート)〜10月6日(ゴール)の日程でエジプトで開催されるインターナショナルクロスカントリーラリーのファラオラリーに出場を予定しており、トレーニングを兼ねて1人ドライブで走りきった。濱口選手は、耐久レースの基本である車を壊さない淡々としたマイペース走行に徹し、並みいる男性有力選手がマシントラブルでピットインする間に周回を重ね、スタート4時間過ぎにクラス3位、終盤の500周過ぎには2位にまで上がり、見事一人で8時間を走りきりフィニッシュを迎えた。表彰式ではその耐久レースへの果敢なチャレンジ精神に参加全選手から一段と大きな拍手を浴びていた。「“すべては途上国での巡回診療のため”という目標に向って普段は外科医として、週末は四駆のレースに参戦し自分の夢を実現するために精進中」と熱い思いを語る濱口選手だった。
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