2007年9月4日
株式会社ラリーアート
田口勝彦、2007年APRC第6戦「ラリー・インドネシア」に
三菱ランサーエボリューション・グループN仕様で参戦

三菱ランサーエボリューション
田口勝彦 / M・ステイシー
(写真:06年ラリー・インドネシア)
 2007年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第6戦「ラリー・インドネシア」が9月8日(土)〜9日(日)にインドネシアのスラウェシ島で開催され、ラリーアートが支援する田口勝彦/マーク・ステイシー(オーストラリア)が「チームMRFタイヤ」から三菱ランサーエボリューション・グループN仕様で参戦する。

「マレーシアラリー」とともに2005年から再びAPRCシリーズに加わった「ラリー・インドネシア」だが、首都ジャカルタのあるジャワ島の北東に位置するスラウェシ島南部の南スラウェシ州で今年も開催される。まず、9月5日(水)〜6日(木)にレッキ(事前試走)、7日(金)に車検を実施。そしてセレモニースタートが、同日午後5時(日本時間午後7時)より南スラウェシ州の州都マカサール市のビーチに面した通りを使って催される。なお、シェイクダウン走行は今大会では実施されない。

 セレモニースタートを終えたラリーカーは、その晩のうちにマカサール市街から約30km離れたタカラールのサービスパークに移動。そしてラリー本番は8日(土)の午前8時(日本時間午前10時)にスタートし、第1レグで8カ所/133.30km、第2レグで6カ所/93.10kmのSS(競技区間)を実施し、9日(日)の午後5時(日本時間午後7時)にセレモニースタートと同じマカサール市内のビーチ沿いでフィニッシュを迎える。リエゾン距離は2日間を通して80km強しかなく、今シーズンのAPRCで最も移動距離の少ないラリーである。計14カ所/226.40kmのステージはすべてサトウキビのプランテーションの中を縫うように走る粘土質の農作業路を使用。乾いていればかなりハードな路面だが、熱帯特有のスコールが降れば極端に滑りやすくなる。また、日中の最高気温は40度前後、ラリーカーの車内温度は60度程度にまで達するため、人車ともにタフな一戦であることは間違いない。

J・ヴァリマキ / 田口勝彦 / G・ジル
(写真:07年マレーシアラリー)
 シーズン終盤を迎えた2007年のAPRCだが、日本期待の田口勝彦は第2戦以外の4戦に出場し、3戦で2位に入るも、前戦「マレーシアラリー」でメカニカルトラブルによる痛恨のリタイアを喫し、今季出場した全4戦でAPRC優勝を果たしてきたポイントリーダーのコディ・クロッカー(オーストラリア/スバル・インプレッサ)と28ポイント差のランキング2位でインドネシアに乗り込む。仮に、今大会を含む残る2戦をともに田口が制しても、同じ2戦のうちにクロッカーが4ポイントを拾えば、彼の2年連続チャンピオンが決定するという状況である。

 なお、田口が所属する「チームMRFタイヤ」は今回も3台エントリー。田口と3ポイント差のランキング3位につけるユッシ・ヴァリマキ(フィンランド)/ヤルコ・カリオレポ(フィンランド)、そして前戦でAPRC初完走を果たしたガウラブ・ジル(インド)/グレン・マクニール(オーストラリア)が三菱ランサーエボリューションで出場する。また、ヴァリマキと5ポイント差のランキング4位と大健闘を見せているナレン・クマール(インド/三菱ランサーエボリューション)や、前戦ではオープニングステージで残念なクラッシュを喫してしまったランキング6位の柳澤宏至(スバル・インプレッサ)、ランキング7位につける大ベテランのブライアン・グリーン(ニュージーランド/三菱ランサーエボリューション)らのレギュラーメンバーが顔をそろえる。

 今大会のAPRC出場台数は、8台のAPRCシリーズ登録勢を含む15台。うち、三菱車は9台。また、併催されるインドネシアラリー選手権第3戦には13台が出場し、総エントリー台数は28台。このうち三菱車は19台で、全体のほぼ7割を占める人気ぶりを見せている。

■田口勝彦のコメント:
「マレーシアでのリタイアで、チャンピオン獲得は現実的に非常に難しいものになってしまいました。とはいえ、今回も目標はあくまで『優勝』、そして『打倒クロッカー』です。少しでもその可能性を大きくしていくために、マシンのセッティングにおいても新しいトライを行っていこうと思っています。また、去年のこのラリーでは第2レグでクロッカーにかなり差をつけられたのですが、それらのコースは今年は使われないので、僕らにとっては朗報ですね。いずれにせよ、全力を尽くして戦って、何とか勝利を手にしたいと思っています」

■ APRC第6戦「ラリー・インドネシア」の主なエントリー
  ドライバー 車両
1 *C・クロッカー(AUS) スバル・インプレッサ
2 *田口勝彦 三菱ランサーエボリューション
3 *J・ヴァリマキ(FIN) 三菱ランサーエボリューション
4 *柳沢宏至 スバル・インプレッサ
5 *R・サンガー(RI) スバル・インプレッサ
6 *V-R・N・クマール(IND) 三菱ランサーエボリューション
7 *B・グリーン(NZ) 三菱ランサーエボリューション
8 *G・ジル(IND) 三菱ランサーエボリューション
9 R・ジェレール(RI) スバル・インプレッサ
10 F・アルドジャフリ(RI) 三菱ランサーエボリューション
12 S・アクサ(IND) 三菱ランサーエボリューション
14 リエク(RI) スバル・インプレッサ
15 A・ハッディアント(RI) 三菱ランサーエボリューション
16 A・インディアート(RI) スバル・インプレッサ
17 D・ヴェッチ(RI) 三菱ランサーエボリューション
*はAPRC登録ドライバー
AUS=オーストラリア、FIN=フィンランド、IND=インド、
NZ=ニュージーランド、RI=インドネシア

■ 三菱自動車2007年アジア・パシフィックラリー選手権ホームページ

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