2007年11月6日
株式会社ラリーアート
田口勝彦、2007年FIA APRC第7戦(最終戦)「チャイナラリー」に
三菱ランサーエボリューション・グループN仕様で参戦

三菱ランサーエボリューション
田口勝彦 / M・ステイシー
(写真:07年ラリー・インドネシア)
 2007年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第7戦(最終戦)「チャイナラリー」が11月9日(金)〜11日(日)に中国・浙江省で開催され、田口勝彦/マーク・ステイシー(オーストラリア)が「チームMRFタイヤ」から三菱ランサーエボリューション・グループN仕様で参戦する。

 前戦「ラリー・インドネシア」から2カ月のインターバルを経て開催されるシリーズ最終戦。2007年のAPRCチャンピオンはコディ・クロッカー(オーストラリア/スバル・インプレッサ)がすでに確定させているが、シリーズランキング2位以下はこの最終戦チャイナで決着する。
 そのランキング2位を争うのは、インドネシアで1-2フィニッシュを果たしたユッシ・ヴァリマキ(フィンランド)と田口勝彦の「チームMRFタイヤ」勢同士。前戦終了時点での獲得ポイントは、ヴァリマキ49点、田口47点とわずか2点差でしかなく、チームメイト同士のクリーンかつ白熱した争いが期待される。とりわけ、田口は10月末に行われたWRC第14戦「ラリージャパン」で、併催されたFIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)の強豪をまったく寄せ付けずにWRCグループN初優勝を飾ったばかりであり、まさに波に乗った状態で中国へと乗り込んでいくことになる。

田口勝彦
(写真:07年ラリー・インドネシア)
 今回の「チャイナラリー」は昨年大会同様に中国中東岸部の浙江省衢州市龍遊県の山岳路が舞台。11月7日(水)〜8日(木)にレッキ(事前試走)を実施し、8日(木)にシュウアンのスーパーSS会場でシェイクダウンを開催。9日(金)午後2時30分(日本時間3時30分)より、同じスーパーSS会場でセレモニースタートが催され、その後1.82kmのスーパーSSが行なわれる。9日(金)〜11日(日)に行われるラリー本番の総走行距離は736.32kmで、スペシャルステージ(SS)は計16カ所223.32km。浙江省の名産品である竹のプランテーションの中を駆け抜ける、道幅の狭いグラベル路がステージとなる。そして11日(日)の午後3時30分(日本時間午後4時30分)、龍遊県のロンシャン・スクエアでフィニッシュを迎える。

 また今大会は、中国ラリー選手権(CRC)の最終戦(第5戦)とインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)の第9戦(最終戦)も併催。CRCでは、これまでの4戦すべてにおいて三菱ランサーエボリューションを駆るデビッド・ヒギンス(イギリス)が優勝を飾っている。CRCにはドライバー個人のタイトルはなく、チームカップとマニュファクチャラーカップにみが設定されており、彼の所属する「ワン・ユー・ラリーチーム」がチームカップを確定済み。この最終戦では同チームの全勝優勝がなるか注目される。一方、昨年からスタートしたIRCシリーズにとってはこれが初めてのアジア圏での開催となるが、2007年のドライバー/マニュファクチャラーチャンピオンはすでに決定しており、今回ヨーロッパから中国にやって来る有力チームはほとんどない模様である。

■田口勝彦のコメント:
「WRCラリージャパンではおかげさまでグループN優勝という最高の結果を納めることができました。あの勝利が、僕がこれまで戦ってきたAPRCシリーズのレベルの高さを世界的に証明するものになれば、と思っています。その北海道での戦いから実質的に 1週間もインターバルがない状態で中国に乗り込むことになりますが、ラリージャパンでうまくいったからといって、APRCでもそうなるというような単純な考え方はしていません。特にチャイナのコースは、荒れ気味である上にコース幅が狭いので、気を引き締めていく必要があります。ランキング2位を賭けてユッシとのチームメイト同士の争いになりますが、お互いにきちんと結果を残せるよう、いいラリーを戦ってシーズンを締めくくりたいと思っています」

■ APRC第7戦「チャイナラリー」の主なエントリー
  ドライバー 車両
1 *C・クロッカー(AUS) スバル・インプレッサ
2 *J・ヴァリマキ(FIN) 三菱ランサーエボリューション
3 *田口勝彦 三菱ランサーエボリューション
4 *柳沢宏至 スバル・インプレッサ
5 *R・サンガー(RI) スバル・インプレッサ
6 *B・グリーン(NZ) 三菱ランサーエボリューション
7 *G・ジル(IND) 三菱ランサーエボリューション
*はAPRC登録ドライバー
AUS=オーストラリア、FIN=フィンランド、IND=インド、
NZ=ニュージーランド、RI=インドネシア

■ 三菱自動車2007年アジア・パシフィックラリー選手権ホームページ

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