5月24日(日)新潟県柏崎市の柏崎みなとまち海浜公園特設コースにてNASC sand works project主催「全日本ダート耐久レースシリーズ2009」が開催された。本ダートレースは午前60分午後60分の合わせて2時間の耐久レースで、合計の周回数で順位が決定する。路面はふかふかの砂の場所も多く、周回を重ねるにつれて、轍も深るテクニカルなコース。油断するとスタックし、動けなくなる参加車もある。また、砂は、すごい抵抗となり、オーバーヒートやミッショントラブルをすぐに起こす可能性の高い難しいレース。今回は、テーブルトップや高速コーナーもあり、走りがいのあるコース設定であった。
この全日本ダート耐久レースに、三菱トライトン ハンドコントロール仕様車※で初挑戦したのは、ハンディキャップレースドライバーである稲葉衞選手と勅使河原隆弘選手。前日のシェイクダウンでは、砂の路面に合わせてできるだけ車両の負担を低減し、走りやすいタイヤに変
更、各部の車両調整を行った。
レース当日、天候も良く、路面はドライ。ファーストドライバーは、稲葉衞選手。レースならでは同時スタートによる混戦を脱出し、順調に周回を重ねていった。砂の抵抗や轍と暑さでドライバーの疲労は早くなる。車両も同様にその抵抗で水温が上がり始め、なかなかスピードをの
せていくことはとても難しい。続いて勅使河原隆弘選手も順調に三菱トライトンを操り周回を重ねていく。参加したオープンクラスは、本格的プロトタイプのレースカーやバギーとの混走となり、ベストなコースをとることも難しい。周回を重ねるにつれて他の参加もマシントラブルやスタックなども目立ってきた。三菱トライトンも砂の抵抗とラジエータに砂が詰まり、水温やオートマチックの油温も上がり、かなり厳しい状況となった。最終的にはクーラントが吹きだし、ピットでは、水の補給とクーリングが繰り替えされた。このような厳しいレース展開でしたが、稲葉衞選手と勅使河原隆弘選手は、初めて参戦したこのレースに目標とした完走を果すため、車を労わり、路面を選び、走りきり2時間後のチェッカーを受けた。
三菱車は、総出場台数21台中、パジェロ、ストラーダなどの6台が参戦、総合優勝は浦野雅樹選手(オープンクラス)のプロトタイプの競技車であった。