RALLIART

2001年5月3日
株式会社ラリーアート
「マールボロ三菱ラリーアート」
2001年世界ラリー選手権(WRC)後半戦に向けてチーム力を強化
田口勝彦、トニ・ガルデマイスター(フィンランド)がスポット参戦

 三菱自動車工業(株)と(株)ラリーアートは、世界ラリー選手権(WRC)後半戦に向けて「マールボロ三菱ラリーアート」(三菱ランサー)のチーム力強化と日本人ドライバー育成の一環として、トミー・マキネンとフレディ・ロイックスのレギュラードライバー2名に加え、田口勝彦とトニ・ガルデマイスター(フィンランド)の2名をスポット参戦させる。

1999年アジア・パシフィックラリー選手権シリーズ・チャンピオンの田口勝彦はWRC第6戦キプロスラリー(5月31日〜6月3日)に「マールボロ三菱ラリーアート」カラーの三菱ランサー(グループA)で出場する。田口勝彦は、キプロスラリー参戦に先立ち、第19回国際日本アルペンラリー(5月19日〜20日)に「ADVAN PIAAラリーチーム」から三菱ランサー(グループA)での参戦も決定した。

若きフライング・フィン、トニ・ガルデマイスターはチームのマニュファクチャラーズチャンピオン獲得に向け、第9戦フィンランドラリー(8月23〜26日)、第10戦ニュージーランドラリー(9月20〜23日)の2戦に出場する。第9戦フィンランドラリーでは、4年連続WRCドライバーズ・チャンピオンのマキネンとガルデマイスターのフィンランド組がマニュファクチャラーズポイント登録ドライバーとしてノミネートされる予定になっている。ロイックスはチームの戦術上重要な役割を果たす一方、ドライバーズポイント獲得に専念する。トニの若さ溢れるアグレッシブなドライビングスタイルと三菱ランサーの組み合わせが、どのようなパフォーマンスを見せるか期待される。


●田口勝彦コメント
「キプロスラリーで念願のワークスカーに乗れることになり三菱自動車、ラリーアート、マールボロにとても感謝しています。WRC経験の浅い私ですが、このチャンスを無駄にせず、アジア・パシフィックラリー選手権シリーズ・チャンピオンの経験を生かし、今後のステップにつなぎ、応援してくださる方々の期待に添えるようにがんばっていきたいと思います。キプロスラリーが今からとても楽しみです」


●トニー・ガルデマイスター コメント
「「マールボロ三菱ラリーアート」チームに参加できて非常に嬉しい。今シーズンの三菱ランサーとマキネン選手の活躍を見ると、車とドライバー双方の戦闘力が非常に高いことが明らかです。フィンランドラリーの前にテストを行うのが今から楽しみです。フィンランドラリーではチームのマニュファクチャラーズポイント獲得とマキネン選手のドライバーズ・チャンピオン獲得に貢献できるように頑張ります。今シーズンは、フィンランドラリーとニュージーランドラリーの2戦だけのスポット参戦ですが、最高のチームと車で、僕のパフォーマンスを示す非常に良いチャンスなので、存分に走るつもりです」


●ラリーアート・ヨーロッパ アンドリュー・コーワン コメント
「田口勝彦は世界ラリー選手権に参戦という大きなステップを踏むことで、チームやドライバー達から多くのことを学ぶことが出来ると思います。トニに関しては、WRCの中でも特殊な2つのラリーに彼を迎えることがマニュファクチャラーズ選手権制覇を目指す上で非常に大きな力になってくれるでしょう。特に彼の母国フィンランドでの経験はチームにとって非常に貴重です。彼がチームポイントを伸ばしてくれることを期待しています。また、今年のロイックスはアグレッシブで好成績をおさめているので嬉しい。フィンランドラリーは特に特殊なイベントなので、ロイックスも我々の戦術が三菱の優勝に向けて最大限にチャンスを活かすことを理解しています」


 
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田口勝彦
  【田口勝彦(たぐち かつひこ)プロフィール】
1972年、岡山県生まれ。父はラリードライバー田口盛一郎。1994年ニュージーランドラリーにグループNの三菱ランサーでラリーデビュー。翌1995年に本格的なラリー活動のため、オーストラリアに移住し、ラリーアート・オーストラリアを拠点にオーストラリアをはじめ、マレーシアやニュージーランドの国内選手権を転戦する。1996年〜1998年、3年連続マレーシアラリー選手権グループNチャンピオンに輝く。1997年マレーシアに移住。アジアパシフィックラリー選手権(APRC)グループNランキング5位。1998年APRCマレーシアラリーでグループN優勝、グループNカップランキング2位。1999年APRCで最終戦を待たず、目標のグループNシリーズ・チャンピオンを確定。最終戦においてグループN車両ながらシリーズ総合チャンピオンを獲得する離れ業を果たしてダブルタイトルを獲得。グループNドライバーとして初のAPRCシリーズ・チャンピオンに輝いた。


【トニ・ガルデマイスター(Toni Gardemeister)プロフィール】
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T.ガルデマイスター
1975年フィンランド、コウボラ出身。わずか3歳でカートのレースを始める。父がラリー用に準備したフォード・エスコートを初めて運転したのは7歳の時。1993年オペル・アスコナでラリーを始める。フィンランド自動車連盟の後押しで、ラリーの英才教育を受け、1996年にはサニーGTIでWRCデビュー。その後1997、1998年に日産、セアトのF2で参戦。1999年はモンテカルロラリー、スウェディッシュラリー、ポルトガルラリーをイビザ・キットカー、それ以降のWRC5戦をセアト・コルドバWRカーで出場。ニュージーランドで総合3位入賞してセアト初の表彰台を獲得した。2000年はセアトWRカーで全戦出場、モンテカルロラリーで4位入賞している。2001年はモンテカルロ、スウェディッシュラリーにプジョー206でスポット参戦。それぞれ総合5位、4位。



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