RAI - 561/1998年6月22日
株式会社ラリーアート


'98ミラージュ・インターナショナル・ラリーアートカップ・シリーズ第3戦


吉田寿博選手、雨の鈴鹿をポールトゥウィンで制す!

〜シリーズポイントは、3戦連続表彰台の織戸学選手がトップをキープ〜



'98ミラージュ・インターナショナル・ラリーアートカップ・シリーズの第3戦が、6月20日(土)・21日(日)、鈴鹿サーキットで開催されました。今回は、1周約2.24kmの東コースで行われました。参加、決勝出走ともに28台。決勝レースは、今季からフル参戦の「カルテックスレーシングチーム」吉田寿博選手が、ポールポジションスタートから1度もトップを譲らない会心のレース運びで優勝。2位には、前戦の覇者「株式会社レーシングプロジェクトバンドウ」の織戸学選手が入り、これで3戦連続の表彰台。3位は、予選7番グリッドから追い上げた、今季初参戦の「HEART IN HEART.RACING」吉富章選手となりました。

20日(土)、予選は好天のドライコンディション。前戦のツインリンクもてぎ同様、今回の鈴鹿サーキットでも抜き所が限られる東コースとあって、なんとか予選で上位グリッドを獲得しようと、熱のこもったタイムアタックが行われました。ポールポジションを獲得したのは吉田選手で、58秒756を記録。2番グリッドの川崎俊英選手、3番グリッドに続いた見並秀文選手までが58秒台。以下、17位までの選手が、従来のCA4A型ミラージュのコースレコードを更新。熟成の進むCJ4A型ミラージュのポテンシャルの高さを示しました。

明けて21日(日)決勝は、打って変わって雨天のウェットコンディションとなりました。周回数は、30周。ポールポジション吉田選手と2列目4番グリッドスタートの織戸選手が、好スタート。織戸選手は第1コーナーで見並選手をかわすと、続くS字コーナーで川崎選手もかわし一気に2番手までポジションアップ。吉田選手は、2番手争いを尻目に快調に走行。オープニングラップで早くも2番手織戸選手を1秒752引き離します。ペースの上がらない川崎選手は、2周目には見並選手にもかわされ4番手へと後退。序盤は、2番手との差を終始2秒前後に保つ吉田選手を先頭に、織戸選手と見並選手が2番手争い、やや離れて4番手以下から縦長のレース展開に。そして中盤から、予選7番グリッドスタートの吉富選手が、猛然とペースアップ。8周目には決勝ベストラップを叩き出すなど、ジワジワと2番手争いを射程圏内に。19周目にはついに追いつき、織戸選手、見並選手と3台でのテール・ツー・ノーズの戦いに。周回遅れなども絡まり始め、息を呑む接近バトルが8周の間続き、28周目のホームストレートでついに吉富選手が3番手に。レース終盤、5番手以下でも2台から5台ほどのグループが激しいポジション争いを展開。そして、ファイナルラップには周回遅れが絡まり、2番手グループに近づかれたものの、吉田選手がポールトゥウィンのチェッカーフラッグ。ファイナルラップまで観衆の目を釘付けにした2番手争いは、織戸選手、吉富選手、見並選手がテール・ツー・ノーズのままゴールとなりました。ユ93年の第3戦仙台ハイランドでの優勝以来、5年ぶり2度目の優勝となった吉田選手は、「予選でポールタイムを記録した後、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。だから、雨が降ってレインタイヤにチェンジしてのレースになって、天候も味方してくれた。もちろん、雨用のセッティングもできていたので、『スタートさえ決まれば』と思っていた。今日は、決して無理しないレース運びで、ポールトゥウィン。次戦は地元、東北のSUGO戦なので、また勝ちにいきますよ」と雨中の戦いを制した直後から、次の戦いへと目を向けていました。

【開催概要/結果】

  1. 開 催 日 6月20日(土)・21日(日)
  2. 開催場所 鈴鹿サーキット・東コース
  3. 周 回 数 30周(67.3km)
  4. 参加台数 28台(内決勝レース出走台数28台)
  5. 観 客 数 15,000名(決勝当日)

6.決勝結果
順位 ドライバー 車   名 エントラント/チーム 予選順位
吉田寿博 Havoline Mirage カルテックスレーシングチーム 1
織戸 学 RS☆Rミラージュ 株式会社レーシングプロジェクトバンドウ 4
吉富 章 ハートインハートルブミラージュ HEART IN HEART.RACING 7
見並秀文 BRIDEアドバン ミラージュ TEAM BRIDE 3
渡辺 明 文祥堂 MIRAGE F.S.RACING PROJECT 8
井入宏之 AS☆ウェスティン・ミラージュ 井入宏之 9
松浦俊之 文祥堂DUNLOPハートコルト 松浦俊之 6
松本晴彦 DLμBPファイン松鈑コルト RS ファイン 5
川崎俊英 オートランド山形ウェッズコルト KスタッフR・T 2
10 碓井久彦 エンドレスアドバン ミラージュ ENDLESS SPORTS 15
11 玉本秀幸 ダッカムス アドバンミラージュ トップ フィールド 11
12 笠原昌二 avex・μ高島礼子YHコルト チームガレージアネックス 16
13 桂 伸一 MOTULファルケン埼玉コルト チームラリーアートピット岩槻 19
14 菊池 靖 COBRAAUTOミラージュ コブラプロモーション 17
15 小幡 栄 イエローハット ミラージュ チーム イエローハット 12
16 増田芳信 avexgroup高島μコルト チームガレージアネックス 22
17 中島千絵 オートバックスADVANコルト ARTA with C’Sports Racing DIV 25
18 切替隆喜 ISETAN ’Ron&中谷塾 ISETAN ’Ron&中谷塾 DIV 23
19 市村秀明 オートバックスワークRYコルト WORK STATION MTG 10
20 松田晃司 プロμBPダンロップミラージュ ミュースポーツ 18
21 丸山あきら 三菱岡崎JクラブCMSCコルト 丸山 晃 24
22 飯田栄造 ITAC MIRAGE ITAC INTERNATIONAL RACING TEAM 14
23 竹内純二 プロμBPファルケンミラージュ ミュースポーツ 26
24 柴田正一 マテリアル・BP・μミラージュ 柴田正一 27
25 宮口幸夫 ハートDLメイトBRIGコルト 宮口幸夫 21
26 瀬在仁志 リョーインリック埼コミラージュ チーム・リョーイン 埼玉コルト 20
  松井猛敏 サン通商KYBミラージュ 松井猛敏 13
  大木良夫 ハートBPメイトBRIGコルト 大木良夫 28
*ポールポジション 吉田寿博選手 予選タイム  58秒756(コースレコード)
*決勝ベストタイム 吉富 章選手 タイム1分04秒739


7. 特別賞受賞者
アドバン・ベストラップ賞:吉富 章選手 タイム1分04秒739


8.第3戦までのシリーズポイント
順位 ドライバー 車   名 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 合計
1 織戸 学 RS☆Rミラージュ 9 15 12       36
2 吉田寿博 Havoline Mirage 7 0 15       22
3 川崎俊英 オートランド山形ウェッズコルト 15 1 2       18
4 玉本秀幸 ダッカムス アドバンミラージュ 5 12 1       18
5 松浦俊之 文祥堂DUNLOPハートコルト 4 9 4       17
6 笠原昌二 avex・μ高島礼子YHコルト 12 3 1       16
7 渡辺 明 文祥堂 MIRAGE 1 7 6       14
8 吉富 章 ハートインハートルブミラージュ - - 9       9
9 井入宏之 AS☆ウェスティンミラージュ 0 4 5       9
10 見並秀文 BRIDE・アドバンミラージュ 1 0 7       8


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