RAI - 589/1998年9月14日
株式会社ラリーアート


'98ミラージュ・インターナショナル・ラリーアートカップ・シリーズ第5戦
壮絶バトルの末、松浦俊之選手がポールトゥウィン!

〜松浦選手はシリーズポイントでも織戸学選手を逆転、7ポイント差のトップに〜


'98ミラージュ・インターナショナル・ラリーアートカップ・シリーズの第5戦が、9月12日(土)・13日(日)、ツインリンクもてぎで開催されました。参加、決勝出走ともに29台。決勝レースは、ファイナルラップの壮絶な三つ巴のバトルを制した松浦俊之選手が、昨年の第2戦以来の優勝を挙げ、シリーズポイントでもトップに立ちました。2位は、終盤までトップをキープし、松浦選手と抜きつ抜かれつの手に汗握る接戦を演じた「RS FINE」松本晴彦選手。3位には、「トップフィールド」玉本秀幸選手が入り、今シーズン2度目の表彰台となりました。

12日(土)の予選は晴れ上がり、ドライコンディション。前戦で2位に入り、次第に調子を上げてきた松浦選手が、2分14秒217のタイムでポールポジションを獲得。2番グリッドの松本選手、3番グリッド吉田寿博選手、4番グリッド玉本選手と続き、5番グリッドの吉富章選手までが2分14秒台。ここまで、シリーズポイントトップの織戸学選手が16番グリッド、前戦に今シーズン2勝目を挙げ、シリーズポイント2位の川崎俊英選手が12番グリッドとやや後方からのスタートとなりました。

13日(日)決勝も好天となり、真夏を思わせる残暑厳しいドライコンディション。メインレースの全日本GT選手権の高い人気もあり、朝から続々とつめかける観衆の見守る決勝は、全車好スタート。ポールポジション松浦選手は、第1コーナーで並びかけてきた松本選手を退けトップをキープしますが、ヘアピンコーナーで再びインを差してきた松本選手にかわされ、オープニングラップで2番手に後退。序盤は、7台がトップグループを形成。少し離れて13台ほどの中団グループ、さらに後方グループと3つのグループでバトルが展開されます。中盤は、徐々に2番手以下を引き離し、その間隔を1秒前後に保つ松本選手を先頭に、松浦選手、吉田選手、玉本選手の順番でやや落ち着いた展開の4台がトップグループに。しかし、少し離れた5番手を先頭にする中団グループでは9番グリッドからジワジワと追い上げる小幡栄選手を含めた6台が接戦。さらにその後方では、中団スタートとなったシリーズをリードする織戸選手と川崎選手が激しいポジション争いの末、接触。最後尾スタートの渡辺明選手が、猛然とポジションアップを見せるなど、各所で息をつかせないレースに。そして終盤、それまで3番手を走行していた吉田選手がスローダウン、リタイアとなると、常に1秒前後の差を保ってきた松本選手に松浦選手が、その松浦選手に一時は2秒近く離されていた玉本選手がそれぞれ接近し始めます。ラスト2周ではその差はそれぞれ約0.4秒に縮まり、ついに3台がテール・ツー・ノーズになってファイナルラップに突入。松浦選手が第3コーナーでトップに立つと第5コーナーでは松本選手がトップを奪還。この2台にピタリとつけ、虎視耽々パスする機会をうかがう玉本選手。そしてついに、パッシングポイントも残りわずかとなるV字コーナーで松浦選手が再びトップに。松浦選手、松本選手、玉本選手の3台がテール・ツー・ノーズのままチェッカーフラッグ。松浦選手が、ポールトゥウィンで今シーズンの初優勝を挙げ、シリーズポイントでも、織戸選手に7ポイント差をつけての、トップ浮上となりました。松浦選手は、「1周目に抜かれてしまい、無理するとタイヤとブレーキがもたないので、(逃げ切り狙いを)切り替えた。ファイナルラップは凄い戦いだったが、勝ててよかった。シリーズポイントでトップに立ったので、最終戦では是非ともチャンピオンを決めて、ミラージュカップ・シリーズ全制覇を目指したい」と史上初の快挙に向かって、意気上がるコメント。

【開催概要/結果】

  1. 開 催 日:9月12日(土)・13日(日)
  2. 開催場所:ツインリンクもてぎ
  3. 周 回 数:15周(72.02km)
  4. 参加台数:29台(内決勝レース出走台数29台)
  5. 観 客 数:35,000名(決勝当日)

6.決勝結果
順位 ドライバー 車   名 エントラント/チーム 予選順位
1 松浦俊之 文祥堂DUNLOPハートコルト 松浦俊之 1
2 松本晴彦 DLμBPファイン松鈑コルト RS FINE 2
3 玉本秀幸 ダッカムス アドバンミラージュ トップ フィールド 4
4 松田晃司 プロμBPダンロップミラージュ ミュースポーツ 8
5 小幡 栄 イエローハット ミラージュ チーム イエローハット 9
6 笠原昌二 avex・μ高島礼子YHコルト チームガレージアネックス 6
7 渡辺 明 文祥堂 MIRAGE F.S.RACING PROJECT 29
8 増田芳信 avexgroup高島μコルト チームガレージアネックス 14
9 見並秀文 BRIDE・アドバンミラージュ TEAM BRIDE 7
10 竹内純二 プロμBP ファルケン ミラージュ ミュースポーツ 11
11 井入宏之 AS☆ウェスティン ミラージュ 井入宏之 13
12 松井猛敏 サン通商KYBミラージュ 松井猛敏 15
13 桂 伸一 MOTULファルケン埼玉コルト チームラリーアートピット岩槻 17
14 丸山あきら 三菱岡崎JクラブCMSCコルト 丸山晃 27
15 碓井久彦 エンドレスアドバン ミラージュ エンドレス スポーツ 10
16 木村 厚 阿賀三菱KSRTミラージュ K Spilit Racing Team 21
17 児玉哲哉 ISETAN’Ron&中谷塾 ISETAN’Ron&中谷塾 26
18 飯田栄造 ITAC MIRAGE ITAC INTERNATIONAL RACING TEAM 19
19 木下隆之 ミツビシプーマミラージュ プーマレーシングチーム 28
20 大木よしお ハートBRIGメイトコルト 大木良夫 20
21 八田谷直哉 A−ONEミラージュアルカータ アルカータレーシングシステム 24
22 市村秀明 オートバックスワークRYHコルト ワーク ステーションMTG 18
23 織戸 学 RS☆Rミラージュ (株)RACING PROJECT BANDOH 16
24 瀬在仁志 リョーイン リック埼コ ミラージュ チーム・リョーインリック埼玉コルト 23
25 宮口幸夫 ハートDLメイトBRIGコルト 宮口幸夫 22
26 川崎俊英 オートランド山形ウェッズμコルト KスタッフR・T 12
00 吉田寿博 Havoline. Mirage CALTEX RACING TEAM 3
00 子安俊也 FUNNYSTAFFミラージュ F.S.RACING PROJECT 25
00 吉富 章 ハートインハートルブミラージュ HEART in HEART RACING 5
*ポールポジション 松浦俊之選手 予選タイム2分14秒217
*決勝ベストタイム 松本晴彦選手 タイム2分15秒455


7. 特別賞受賞者
アドバン・ベストラップ賞:松本晴彦選手 タイム2分15秒455


8.第5戦までのシリーズポイント
順位 ドライバー 車   名 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 合計
1 松浦俊之 文祥堂DUNLOPハートコルト 4 9 4 12 15   44
2 織戸 学 RS☆Rミラージュ 9 15 12 0 1   37
3 川崎俊英 オートランド山形ウェッズコルト 15 1 2 15 1   34
3 吉田寿博 Havoline Mirage 7 0 15 7 0   29
5 玉本秀幸 ダッカムス アドバンミラージュ 5 12 1 1 9   28
6 渡辺 明 文祥堂 MIRAGE 1 7 6 6 4   24
7 松本晴彦 DLμBPファイン松鈑コルト 3 0 3 5 12   23
8 笠原昌二 avex・μ高島礼子YHコルト 12 3 1 1 5   22
9 吉富 章 ハートインハートルブミラージュ - - 9 9 0   18
10 小幡 栄 イエローハット ミラージュ 1 6 1 2 6   16


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