RAI - 609/1998年11月10日
株式会社ラリーアート


'98ミラージュ・カープラザカップ・シリーズ第4戦(最終戦)

久保悟選手が、今季2勝目で最終戦を飾る!

〜2位でフィニッシュしたエド・ムラサキ選手が、初のシリーズチャンピオンに輝く〜



'98ミラージュ・カープラザカップ・シリーズ第4戦の決勝が、台風の影響により当初開催予定の8月30日(日)から順延となり、11月7日(土)、富士スピードウェイにて開催されました。予選は、すでに8月29日(土)に行われ、また、第5戦もすでに終了していたため、今回が最終決戦となり、熱のこもった戦いが展開されました。参加31台、決勝出走26台、内完走は20台。第4戦を制したのは、開幕戦優勝、第3戦3位とシリーズポイント3位につけていた「AG富沢トタル群馬中央コルト」久保悟選手。久保選手は、'94年の同シリーズチャンピオンで、今シーズン唯一人となる2勝目で最終戦を締めくくりました。そして2位には、前回の第5戦に初優勝を飾り、シリーズポイントトップで最終第4戦を迎えた「RSオガワアドバンミラージュ」エド・ムラサキ選手が入り、見事、初のシリーズチャンピオンを確定しました。3位には、予選8番手から追い上げた「オメガジールホリエミラージュ」古賀勝選手が入りました。

8月29日(土)に行われた予選は、曇りのち小雨のドライコンディション。ポールポジションを獲得したのは、タイム1分50秒433を記録した新井選手。2番グリッドに、エド・ムラサキ選手、3番グリッドには久保選手がつけ、ここまでが1分50秒台。シリーズチャンピオンの権利をもつシリーズポイントの上位3選手が、ポールポジションから3番グリッドまでを占める結果となりました。

そして、順延となった11月7日(土)に行われた決勝。天候は曇り。コースコンディションはドライ。肌寒い気温の中、最終決戦がスタート。2番グリッドスタートのエド・ムラサキ選手が、好スタートをきり、第1コーナーにトップで進入。しかし、ポールポジションスタートの新井選手と接触、3番グリッドスタートの久保選手が、第2コーナーで一気に2台をかわしトップに立ちます。エド・ムラサキ選手は、2番手で久保選手を追いかけますが、ペースの上がらない新井選手は徐々にポジションダウン。また、予選4番グリッドスタートの柳本利恵選手が、エンジントラブルからリタイア、さらに、5番手争いの4台がテール・ツー・ノーズの接近バトルを展開の末、2台がリタイアとなるなど、波乱含みの序盤となります。そして中盤は、久保選手とエド・ムラサキ選手の2台がテール・ツー・ノーズのトップ争い。4周にわたって周回毎に、お互いにトップを奪い合います。そして8周目に、ついにこの戦いに久保選手がピリオドを打ちます。徐々にエド・ムラサキ選手との差を広げはじめると、トップは安泰に。そして、このレースで2位に入れば、他の2選手の結果に関わらずシリーズチャンピオンを確定できるエド・ムラサキ選手は、3番手につけていた古賀選手にもかわされ、3番手へと後退。しかし、「エンジンの具合だと思うが、落ちはじめたペースが、なぜか復活してきた」というファイナルラップに再び2番手を奪い返すと、チャンピオン確定のチェッカーフラッグ。

今シーズン2勝目で締めくくった久保選手は、「富士のスプリントレースで勝てたのは、初めてなのでうれしい」と語り、初のシリーズチャンピオンを確定したエド・ムラサキ選手は、「うれしいです。2位でフィニッシュすれば大丈夫なのは知っていましたが、今回も勝利とベストラップを狙って走りました。これで、今年の目標は達成できました。来年に関しては未定ですが、できれば上(インターナショナル)へ行きたいです」と抱負を語ってくれました。

【開催概要/結果】

  1. 開 催 日:8月29日(土)・11月7日(土)
  2. 開催場所:富士スピードウェイ
  3. 周 回 数:12周(53.64km)
  4. 参加台数:31台(内決勝レース出走台数26台)
  5. 観 客 数:5,500名(決勝当日)

6.決勝結果
順位
ドライバー 車   名 エントラント/チーム 予選順位
1
久保 悟
AG富沢トタル群馬中央コルト
チームオートガレージトミザワ
3
2 エド・ムラサキ RSオガワアドバンミラージュ RSオガワ 2
3 古賀 勝 オメガジールホリエミラージュ 古賀 勝 8
4 横尾英則 プロμBPスピマイRDLコルト RSファイン 7
5 新井 薫 WAKO'SμADVANコルト AXIA SPORTS 1
6 佐藤和徳 オートバックスYHスノココルト AXIA SPORTS with ARTA 13
7 石塚ゆたか HavolineDLμCOLT TECHNICAL MATE 5
8 小泉 学 ファルケンDオンザロードコルト DREAM ON THE ROAD 18
9 石井昌道 RSロゴスTipoミラージュ 石井昌道 19
10 黒川武彦 PIZZA-LA・spCOLT TECHNICAL MATE 12
11 須田 諭 RAYBRIG・ED・COLT TECHNICAL MATE 27
12 湯浅好男 ウエタケADVANミラージュ 湯浅好男 20
13 大輪真一 東京中央三菱 オオワ シンイチ 28
14 大竹 直 エイムイワクラ藤壺μDLコルト RS鮎川 21
15 名取則隆 CTオメガADVANミラージュ RSオガワ 17
16 齊藤孝行 カサマRGアドバンBPコルト カサマレーシング 22
17 小西和太 テクノサービス RSミラージュ 三菱自動車テクノサービス
モータースポーツクラブ
24
18 堀川正継 横須賀三菱ADVANミラージュ 横須賀三菱モータースポーツクラブ 29
19 子安俊也 FUNNYSTAFFミラージュ F.S.RACING PROJECT 26
20 鷹野 寛 HavolineDLμCOLT TECHNICAL MATE 16
00 高田拓実 ワコーズμアドバン斉藤コルト 高田拓実 6
00 中島千絵 オートバックスADVANコルト ARTA with C'Sports Racing DIV 10
00 中川一重 WAKO'S・AXIAミラージュ ATS−BM 9
00 柳本利恵 オートバックスミラージュ AXIA SPORTS with ARTA 4
00 山口 晶 リョーウン・ニチユミラージュ リョーウンレーシング 11
00 吉川賢一 オンタイム アドバンミラージュ オンタイムレーシングチーム 15
00 木下アキオ RSオガワADVANミラージュ RSオガワ 25
00 平塚淳志 コミックGT・ファルケンコルト DREAM ON THE ROAD 14
00 島村雅之 埼玉コルトADVANミラージュ オンタイムレーシングチーム 23
00 谷貝昌彦 LUBROLENE MIRAGE 谷貝昌彦 30
*ポールポジション/新井 薫選手 予選タイム 1分50秒433
*決勝ベストタイム/エド・ムラサキ選手 タイム 1分48秒028


7. 特別賞受賞者
アドバン・ベストラップ賞:エド ムラサキ選手 タイム 1分48秒028
ファルケン・パスアウォード:須田 諭選手(予選27位、決勝11位)
※決勝出走車の中で、レース中に最も順位を上げたドライバーに与えられる。

8.'98シリーズポイント
順位 ドライバー 車   名 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 合計
1 エド ムラサキ RSオガワアドバンミラージュ 7 6 12 12 15 52
2 久保 悟 AG富沢トタル群馬中央コルト 15 7 9 15 0 46
3 新井 薫 WAKO'SμADVANコルト 12 9 15 6 0 42
4 横尾 英則 プロμBPスピマイRDLコルト 1 3 7 7 12 30
5 中島千絵 オートバックスADVANコルト 2 15 1 0 5 23
6 古賀 勝 オメガジールホリエミラージュ 3 00 1 9 6 19
7 石塚ゆたか HavolineDLμCOLT 6 5 2 4 1 18
8 齋藤孝行 カサマRGアドバンBPコルト 9 1 4 1 1 16
9 小泉 学 ファルケンDオンザロードコルト 1 1 1 3 9 15
10 岩岡直樹 リョーウン・ニチユミラージュ 00 12 00 00>  1 13


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