RAI - 633/1999年4月13日
株式会社ラリーアート


'99全日本ダートトライアル選手権第1戦
三菱勢、AII・AIII・CIIの3クラスで開幕戦優勝!
〜AIIクラスの太田清隆選手(ミラージュ)、AIIIクラスの藤原雄一郎選手(ミラージュ)、
CIIクラスの諌山宜憲選手(ランサー)が、幸先良いシーズン開幕を飾る〜



 '99全日本ダートトライアル選手権の開幕戦「RASCAL SPRING TRIAL in 三井」が、4月11日(日)、福岡県大牟田市「三井・三池オートスポーツランド」で開催されました。シーズン開幕戦の今回、全日本選手権対象外のレディスクラスを含めた9クラスに、合計177台が参加して行われました。コースは、最高時速180kmにも達する約450mのロングストレートやジャンピングスポットに加えて、高速、低速テクニカルコーナーもあるバラエティに富んだ設定。当日の天候は、曇りのち晴れとなりましたが、前日夜から当日朝方までの降雨により、第1ヒートの路面はセミウェット。勝負は、表面のぬかるんだ土が第1ヒートの走行で飛ばされ、多くの選手がベストタイムを記録した第2ヒートとなり、最後まで息の抜けない白熱した開幕戦となりました。

 AIIクラスは、参加、出走ともに34台。内三菱勢は、ミラージュ、アスティの8台が参加しました。昨年、同クラスシリーズ2位のCMSC群馬・太田清隆選手が、「シビックのワンメーク状態では面白くない」とミラージュを駆り参戦する今シーズン。第1ヒートこそ7番手タイムとなりましたが、各車勝負の第2ヒートでトップタイムを記録。見事な逆転優勝でミラージュは、'97年のJAFカップオールスター戦以来となる久しぶりの同クラス優勝を飾りました。

 AIIIクラスは、参加、出走25台。内三菱勢は、圧倒的勢力を誇り、ミラージュ、ランサーで21台を占めました。第1ヒートは、加藤洋一選手、川島秀樹選手、CMSC大阪・藤原雄一郎選手のミラージュ勢が、4番手以下を1秒以上離して1番手〜3番手に。そして各車がタイム更新した第2ヒートで、藤原選手が逆転優勝。2位にも加藤選手を逆転した川島選手、3位に加藤選手、4位に第1ヒートの10番手から大きくジャンプアップしたミラージュ松原実選手が入り、三菱勢は、大活躍。上位4台を独占しました。

 CIIクラスには、13台が参加、出走。同クラスは、1600ccDOHCターボエンジンに換装したランサー、ミラージュが圧倒的勢力を誇り、13台中12台を占めました。第1ヒートでトップタイムを記録したのは、昨年の同クラスシリーズチャンピオン・ミラージュ木本登志夫選手。しかし、第2ヒートで木本選手はコースアウト、タイム更新できず開幕戦は9位に。そして、第1ヒートで2番手タイムを記録した地元福岡県のランサー諌山宜憲選手が、第2ヒートでも順調にタイムを伸ばし優勝。2位にも第1ヒート3番手のランサー奈良井裕一選手、さらに3位に、第1ヒートで8番手となっていた昨年の同クラスシリーズ2位・ランサー炭山裕矢選手が入り、三菱勢が1位〜3位を独占しました。

 一方、ランサー勢の有力選手が、開幕戦からランサー・エボリューションVIを投入してきたAIVクラス。他のクラス同様、勝負となった第2ヒートでCMSC札幌・宝田芳浩選手が、一時トップに立ちましたが、最終競技者となった昨年の同クラスシリーズチャンピオン、スバル・インプレッサ北村和浩選手に逆転されてしまい、惜しくも2位に。しかし、ランサー・エボリューションVIは、2位、4位、5位、7位〜10位と上位10台中7台を占め、初戦からそのポテンシャルの高さを見せつけ、熟成の進む次戦以降には、十分期待がかけられます。
 また、CIIIクラスでもランサー堀江真徳選手が、最後に逆転されてしまいましたが、2位に入りました。


【開催概要/結果】

  1. 開 催 日:4月11日(日)
  2. 開催場所:福岡県大牟田市「三井・三池オートスポーツランド」
  3. 参加台数:177台(内三菱車 95台)
      内訳
    • AIクラス(登録車両 〜1000cc) 13台
    • AIIクラス(登録車両1001〜1600cc) 34台(内、ミラージュ 7台、アスティ 1台)
    • AIIIクラス(登録車両1601〜2500cc) 25台(内、ミラージュ17台、ランサー 4台)
    • AIVクラス(登録車両2501〜 ) 32台(内、ランサー24台)
      * 自動車登録番号表(ナンバープレート)を有さない車両(廃車手続きの完了している車両)の参加も可。 また、'98年よりAクラスは基本的に、運輸省令道路運送車両の保安基準に適合し、公道を走行するに足りる条件を満たしていれば(車両規則での禁止項目以外の車検に通る改造は可)参加可能。
    • CIクラス(改造車両 〜1400cc) 15台
    • CIIクラス(改造車両1401〜3000cc) 13台(内、ランサー 8台、ミラージュ 4台)
    • CIIIクラス(改造車両3001〜 ) 21台(内、ランサー15台)
      * '98年よりCクラスは、車両と同一の製造者の他の公認・登録車両の生産エンジンであれば、別車種のエンジンを搭載することができる。
    • D クラス(自由改造排気量クラス区分なし ) 14台(内、ランサー 8台、ミラージュ 1台、FTO 1台)
    • L クラス(女性ドライバーのみのクラス) 10台(内、ランサー 5台)
      * Lクラスは、JAFの全日本選手権対象外クラスです。
      ※ ターボ付車両は、Aクラスは本来の排気量の1.4倍、Cクラスは1.7倍によりクラス分けされる。


  4. 結果
AIIクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 太田清隆 ミラージュ(CJ4A) 1分41秒07
2 石井 淳 シビック 1分41秒09
3 新山信夫 シビック 1分41秒20
4 篠田大作 シビック 1分41秒33
5 久山貴之 シビック 1分42秒12
6 今井利光 シビック 1分42秒23
7 藤谷克弘 ミラージュ(CJ4A) 1分42秒33
8 今村宏臣 シビック 1分42秒36
9 藤原祐一郎 シビック 1分43秒36
10 増田好洋 シビック 1分43秒39


AIIIクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 藤原雄一郎 ミラージュ(C83A) 1分39秒44
2 川島秀樹 ミラージュ(C73A) 1分39秒75
3 加藤洋一 ミラージュ(C83A) 1分40秒03
4 松原 実 ミラージュ(C73A) 1分40秒08
5 小池正巳 ジェミニ 1分40秒57
6 岡村伸彦 ランサー(C73A) 1分41秒22
7 川崎勝巳 ミラージュ(C73A) 1分41秒67
8 佃 康浩 ミラージュ(C73A) 1分41秒87
9 廣島建治 ランサー(C73A) 1分41秒93
10 平澤政夫 ミラージュ(C73A) 1分42秒05


AIVクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 北村和浩 インプレッサ 1分31秒10
2 宝田芳浩 ランサー・エボリューションVI 1分32秒77
3 綾部美津雄 インプレッサ 1分33秒40
4 夏明成己 ランサー・エボリューションVI 1分33秒55
5 吉村 修 ランサー・エボリューションVI 1分33秒68
6 櫛田正文 ランサー・エボリューションIII 1分34秒39
7 赤羽政幸 ランサー・エボリューションVI 1分34秒43
8 橋本和信 ランサー・エボリューションVI 1分34秒59
9 竹平素信 ランサー・エボリューションVI 1分34秒61
10 荒井信介 ランサー・エボリューションVI 1分34秒97


CIIクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 諌山宜憲 ランサー・エボリューションIII 1分34秒02
2 奈良井裕一 ランサー・エボリューションIII 1分34秒39
3 炭山裕矢 ランサー・エボリューション 1分35秒07
4 松崎宏晃 インプレッサ 1分36秒37
5 入澤 勇 ランサー・エボリューション 1分37秒04
6 寺沢伸二 ミラージュ(CC4A) 1分37秒27
7 田中伸彦 ランサー・エボリューションIII 1分37秒29
8 國松孝一 ランサー・エボリューションIII 1分37秒83
9 木本登志夫 ミラージュ(CC4A) 1分38秒79
10 角皆昭久 ランサー・エボリューションIII 1分38秒83


CIIIクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 谷田川敏幸 インプレッサ 1分32秒52
2 堀江真徳 ランサー・エボリューションV 1分32秒66
3 梶岡 悟 インプレッサ 1分32秒89
4 田崎克典 ランサー・エボリューションVI 1分32秒93
5 亀山 晃 ランサー・エボリューションIII 1分32秒94
6 炭山義昭 ランサー・エボリューションIII 1分33秒15
7 八島功敏 ランサー・エボリューションIII 1分33秒47
8 小林照明 インプレッサ 1分33秒84
9 今井政昭 ランサー・エボリューションIII 1分34秒25
10 福田千代治 ランサー・エボリューションIII 1分34秒79


Dクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 田嶋伸博 モンスター新型エスクード 1分28秒14
2 大井義浩 キャロッセスーパーD 1分32秒16
3 堀内幸一 FTO 1分32秒16
4 和田俊昭 ランサー・エボリューションIII 1分34秒63
5 河内 渉 ランサー・エボリューションIII 1分34秒71


Lクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 丸山初美 インプレッサ 1分37秒11
2 宮田光子 ランサー・エボリューションv 1分39秒06
3 牟田なお子 ランサー・エボリューションIII 1分39秒90


5.今後のスケジュール
シリーズ 日 程 会 場
第2戦 5月9日(日) メーハイランドエスエスパーク(福島県)
第3戦 5月23日(日) スポーツランド信州(長野県)
第4戦 6月20日(日) 門前町モータースポーツ公園(石川県)
第5戦 7月11日(日) 丸和オートランド那須(栃木県)
第6戦 8月1日(日) オートスポーツランドスナガワ(北海道)
第7戦 8月28日(土)・29日(日) 仙台ハイランドレースウェイ ダートコース(宮城県)
第8戦 9月26日(日) テクニックステージタカタ(広島県)
第9戦 10月10日(日) 新日鉄堺オフロードウェイ(大阪府)
第10戦 11月20日(土)・21日(日) 丸和オートランド那須(栃木県)


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