RAI - 636/1999年4月27日
株式会社ラリーアート


'99全日本ラリー選手権四輪駆動部門第4戦
CクラスのランサーエボリューションVIが、デビューウィン!
Bクラスのミラージュは、1位〜4位を独占!

〜Cクラスの奴田原文雄選手が、今シーズン初優勝
BクラスのCMSC道北・鎌田豊選手は、今シーズン2勝目を挙げる〜



'99全日本ラリー選手権四輪駆動部門の第4戦「 '99 ACK SPRING RALLY」が、4月24日(土)・25日(日)、大分県日田郡の「オートポリス」をスタート・ゴールに開催されました。今回は、「ラリー競技会におけるタイムトライアルの開催場所は、『JAF公認コース、または道路に該当しない場所(市町村道など一般交通の用に供しない閉鎖性のある私有地など)』に限定される」の周知徹底に基づいたコース設定となり、「オートポリス」の約4.5kmのメインコース、約1.4kmのレイクサイドコース、約2.2kmの外周路コースのすべて舗装路でのサーキットステージ5本、約18.5kmに始まり、ロード第1ステージでのハイアベレージ区間4本を含む約112.29km、同じくハイアベレージ区間4本を含むロード第2ステージの約131.03km、そして再び「オートポリス」でのサーキットステージ2本、約3.6kmの総距離約265.4kmで行われました。 参加は、3クラス合計40台。三菱勢は、Bクラスにミラージュ6台、Cクラスに、これが全日本ラリー選手権のデビューとなったランサー・エボリューションVI8台をはじめとするランサー・エボリューション勢12台が出場しました。ロードステージのコースは、幅が狭く、ゴツゴツした岩も多い林道で、例年リタイアが続出する荒れた路面。天候は、ラリー開始前の午前中まで雨が残りました。

ラリー区間の所要時間およびCPでの減点は、早着1分につき60秒、遅着は1分につき10秒減点のいわゆる「分計」、SSの減点は所要全秒で行われました。SSでのタイムアタック勝負となった今回のSSは、合計11本。SS1からSS4が第1ステージ、SS5からSS8の4本が第2ステージ、最終第3ステージにSS9からSS11の3本が行われました。SS9本の内、3本はダートトライアルコースとして有名なコース幅の太い約4.53kmの「オートスポーツランド砂川」で、SS総距離の約40%を占めました。残り6本は、いずれも新設定の林道コースで、道幅の広いハイスピードステージから車体を雪の壁に接触させて走るほどコース幅の狭い、長い直線あり、直角コーナーあり、テクニカルなコーナーありといった変化に富んだ設定となりました。

Cクラスには、海外のWRCや国内の全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権に続いて、いよいよランサー・エボリューションVIがデビュー。まず、昨シーズン最後まで激しいシリーズチャンピオン争いを演じたランサー・エボリューションVIの奴田原文雄選手とスバル・インプレッサの西尾雄次郎選手が、最初のサーキットステージで同減点のトップに並びました。しかし、続くロード第1ステージのハイアベレージ区間4本をすべて最小減点のトップで通過した奴田原選手が、西尾選手に11点の差をつけ単独トップに立つと、ロード第2ステージ、再度のサーキットステージでもその差をさらに広げ、最後は19点もの大差を築き優勝。奴田原選手は、2位西尾選手、3位に入った綾部美津雄選手といったライバルのインプレッサ勢を退け、自らの今シーズン初優勝をランサー・エボリューションVIのデビューウィンで飾り、投入初戦からそのポテンシャルの高さを見せつけました。

Bクラスは、これまで同様のミラージュ(CC4A)勢にスバル・インプレッサが加わり、出場7台で行われました。まず、最初のサーキットステージをトップで通過したのは、5本のステージすべてでトップのCMSC道北・ミラージュ鎌田豊選手。2番手に同じくCMSC道北のミラージュ鷹野健太郎選手、インプレッサ池田悦子選手と続きました。そして、その後のロード第1・第2ステージ、最終サーキットステージと、すべてのステージで他を圧倒した鎌田選手が、今シーズン2勝目。2位にはロード第1ステージで鷹野選手を逆転したミラージュ廣川慎一選手が入り、3位に鷹野選手など、ミラージュ勢が上位4台を独占しました。これで、'94年開幕戦から続くミラージュの連勝記録は、“44”に。


【開催概要/結果】

  1. 開 催 日:4月24日(土)〜25日(日)
  2. 開催場所:スタート・ゴール:大分県日田郡「オートポリス」
    ------------------全行程:約265.4km
  3. 参加台数:全40台(内三菱車 18台)
    内訳
  • Aクラス(〜1000cc)6台
  • Bクラス(1001〜1600cc)7台(内、ミラージュ 6台)
  • Cクラス(1601cc〜)27台(内、ランサー 12台)
    ※ターボ付車両は、本来の排気量の1.4倍でクラス分けされる


4. 結果

Bクラス
順位 ドライバー/ナビゲーター 車   両 減   点
1 鎌田 豊/川村 知恵 ミラージュ 1159
2 廣川 慎一/森下 志朗 ミラージュ 1212
3 鷹野健太郎/宮城 孝仁 ミラージュ 1287
4 小田切 真/稲本 芳之 ミラージュ 1342
5 池田 悦子/北澤千詠子 インプレッサ 1507
完走5台

Cクラス
順位 ドライバー/ナビゲーター 車   両 減   点
1 奴田原文雄/小田切順之 ランサー・エボリューションVI 812
2 西尾雄次郎/山口 顕子 インプレッサ 831
3 綾部美津雄/市野  諮 インプレッサ 850
4 大嶋 治夫/小井土要三 インプレッサ 851
5 石田 正史/秋田 憲吾 ランサー・エボリューションVI 854
6 勝田 範彦/北田 稔 インプレッサ 854
7 田口 幸宏/田口 雅生 ランサー・エボリューションVI 862
8 柳沢 宏至/美細津 正 インプレッサ 889
9 菅野 正之/小久保昌巳 ランサー・エボリューションVI 925
10 原口  真/隅  重信 インプレッサ 932


5.第4戦までのポイントランク(全9戦中有効5戦)
Bクラス
順位 ドライバー 車  両 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦 合計 有効
1 鎌田 豊(CMSC道北) ミラージュ 100 -

100 - - - - - 200 -
2 関根 正人 ミラージュ - 100 0 0 - 0 - - 100 -
3 鷹野健太郎(CMSC道北) ミラージュ 35 - 50 - - - - - 85 -
4 須沢 光夫 ミラージュ 70 10 0 0 - 0 - - 80 -
5 木戸 達三 ミラージュ - 70 - - - - 0 - 70 -
5 廣川 慎一 ミラージュ - - 70 - - - - 0 70 -
7 入沢 文彦 ミラージュ 50 - - - - - 0 - 50 -
7 鎌田 恭輔 ミラージュ - 50 - - - - 0 - 50 -
9 岩見 浩紀 ミラージュ - 35 - - - - - - 35 -
9 小田切 真 ミラージュ - - 35 - - - - - 35 -

Cクラス
順位 ドライバー 車   両 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦 合計 有効
1 綾部美津雄 インプレッサ 100 35 100 50 - - - - - 285 -
2 西尾雄次郎 インプレッサ - 100 - 70 - - - - - 170 -
3 石田 正史 ランサー 70 70 - 25 - - 0 - 0 165 -
4 奴田原文雄 ランサー - 50 - 100 - - - - - 150 -
5 石田 雅之 セリカ 25 - 70 - - - - - - 95 -
6 柳澤 宏至 インプレッサ 50 7 - 10 - - - - - 67 -
7 原口  真 インプレッサ 18 - 35 5 - - - - - 58 -
8 吉谷 久俊 ランサー - - 50 - - - - - - 50 -
9 田口 幸宏(CMSC埼玉) ランサー 35 - - 13 - - - - - 48 -
10 大嶋 治夫 インプレッサ - 10 - 35 - - - - - 45 -
〈ポイントは、1位−100、2位−70、3位−50、4位−35、5位−25、6位−18、7位−13、8位−10、9位−7、10位−5、11位以下−0〉


6.今後のスケジュール

-- 日 程 大 会 名 開 催 地
第5戦 5月15日(土)〜16日(日) ひえつき '99 宮崎
第6戦 6月 5日(土)〜 6日(日) モントレー '99 群馬
第7戦 7月 2日(金)〜 4日(日) '99 ノースアタックラリー 北海道
第8戦 9月 4日(土)〜 5日(日) '99 RALLY in Akaigawa 北海道
第9戦 10月16日(土)〜17日(日) 第26回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 岐阜・長野


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