RAI - 660/1999年7月28日
株式会社ラリーアート


'99 全日本ジムカーナ選手権第6戦
ランサー・エボリューションVIの高橋利武選手(CIIクラス)、
今季5勝目を挙げ、4年連続5度目のシリーズチャンピオンに!



 '99全日本ジムカーナ選闌の第6戦「 '99GYMKHANA IN 九州『夏』」が、7月25日(日)、福岡県大牟田市の「三井三池オートスポーツランド」を会場に、7クラス157台が参加して開催されました。コースは、全体では長い直線と緩やかで大きなコーナーを併せ持つハイスピードな設定ながら、終盤には2本のパイロン間を抜けてのフリーターンから続けざまにパイロン・フルターン、ゴール手前のシケインなどテクニカルなセクションも設定されました。当日の天候は、晴れ。競技はドライコンディションで行われました。

 CIIクラスの高橋利武選手は、第2戦の一戦のみ欠場したものの、今シーズンすでに4戦4勝。さらに、昨シーズン途中から投入したランサー・エボリューションVと今シーズン開幕戦からのランサー・エボリューションVIでは“出場イベント全勝”を継続中。前戦の勝利後、「シリーズチャンピオンと“出場イベント全勝”を狙う上では次戦がポイント」とコメントした一戦に臨みました。 そして、高橋選手は今回も第1ヒート、第2ヒートともトップタイムの完勝。2位に約1秒半の差をつけ、自由改造のDクラスを除いた6クラスを通してのトップタイム、という圧勝ぶりで今シーズン5勝目を飾りました。結果、高橋選手は三菱車を駆り、シリーズ戦としては4年連続5度目の全日本チャンピオンを確定※しました。高橋選手は「金曜、土曜(公開練習日)とも雨で、新しいタイヤなどがテストできず、ぶっつけ本番になってしまったが、今回は全て良かった。ポイントの一戦を勝ててチャンピオンも確定できた。残る3戦も全部勝つことと、(Dクラスを除く)生産車ベースのマシンでのトップタイムを常に残せるよう頑張りたい」とコメント。次戦、シリーズ戦における“有効6戦”のパーフェクトチャンピオンをかけて挑みます。
※全日本選手権チャンピオンの公式発表は、12月に予定されているJAF表彰式で行なわれます。 高橋選手は '86年、'87年の単独開催・全日本ジムカーナ選手権(現在のJAFCUPに相当する大会)の CIIクラスで優勝し、全日本タイトルを獲得しており、通算では7度目の全日本タイトルとなります。

 一方AIVクラスでは、ランサー・エボリューションVIを駆る天満清選手が、前戦で今シーズン初優勝を挙げ、いよいよ熟成されてきたランサー・エボリューションVI勢に期待がかかりました。 今回の第1ヒートでは、そのランサー・エボリューションVI勢の一角、吉田豪選手がトップタイムを記録。天満清選手は、シフトミスなどもあり6番手に。そして第2ヒート、惜しくも第1ヒート2番手のスバル・インプレッサ菱井将文選手に逆転優勝を許し2連勝こそならなかったものの、天満選手もタイムを更新し2位に入りました。以下、3位に川脇一晃選手、4位吉田選手とランサー・エボリューションVI勢が上位を占めました。
 今回の結果、天満選手はシリーズポイントでトップに10ポイント差にまで詰めより、シリーズ争いは、ますます激化。一気に逆転、トップに立つことも可能な次戦の戦いぶりが注目されます。

 


【開催概要/結果】

  1. 開 催 日:7月25日(日)
  2. 開催場所:福岡県大牟田市「三井三池オートスポーツランド」
  3. 参加台数:157台(内、三菱車23台)
      内訳
    • AIクラス(2WD、4WD登録車両 〜1400CC)19台
    • AIIクラス(2WD登録車両1401〜1600CC)38台(内、ミラージュ 2台)
    • AIIIクラス(2WD登録車両1601〜 )38台
    • AIVクラス(4WD登録車両1401〜 )31台(内、ランサー 19台)
      *自動車登録番号表(ナンバープレート)を有さない車両(廃車手続きの完了している車両)の参加も可。 また、'98年よりAクラスは基本的に、運輸省令道路運送車両の保安基準に適合し、公道を走行するに足りる条件を満たしていれば(車両規則での禁止項目以外の車検に通る改造は可)参加可能。
    • CIクラス(改造車両 〜1600CC)9台
    • CIIクラス(改造車両1601CC〜 )12台(内、ランサー 2台)
      *'98年よりCクラスは、車両と同一の製造者の他の公認・登録車両の生産エンジンであれば、別車種のエンジンを搭載することができる。
    • D クラス(自由改造、排気量区分なし)10台
      ※ターボ付車両は、Aクラスは本来の排気量の1.4倍、Cクラスは1.7倍によりクラス分けされる。


  4. 結果
C IIクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 高橋利武 ランサー・エボリューションVI
1分12秒626
2 原 俊平 シルビア
1分14秒093
3 季羽 江 インプレッサ
1分14秒368
4 近藤伸光 スターレット
1分15秒336
5 藤井健二 シビック
1分15秒777
6 新堀通衛
インプレッサ
1分15秒881
7 伊志原千里 ロードスター
1分17秒862
8 井上賢二 ランサー・エボリューション
1分18秒828
9 中嶋 努 インプレッサ
1分19秒732
10 竹之内俊彦 シビック
1分20秒497


A IVクラス
順位 ドライバー 車   両 タイム
1 菱井将文 インプレッサ 1分13秒240
2 天満 清 ランサー・エボリューションVI 1分13秒260
3 川脇一晃 ランサー・エボリューションVI 1分13秒277
4 吉田 豪 ランサー・エボリューションVI 1分13秒487
5 茅野成樹 インプレッサ 1分13秒776
6 森吉雄一 インプレッサ 1分13秒777
7 岡野博史 ランサー・エボリューションVI 1分13秒810
8 古谷哲也 インプレッサ 1分14秒654
9 黒崎友則 インプレッサ 1分14秒718
10 西原正樹 インプレッサ 1分14秒835


5.第5戦までのポイントランク(全9戦中有効6戦)
CIIクラス
順位 ドライバー 車   両 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦 合計 有効
1 高橋利武 ランサー・エボリューションVI 20 - 20 20 20 20 - - - 100 -
2 藤井健二 シビック 10 20 10 10 - 8 - - - 58 -
3 近藤伸光 スターレット 15 10 8 15 - 10 - - - 58 -
4 上野宗孝 ロードスター 8 15 4 8 10 - - - - 45 -
5 季羽 江 インプレッサ - - - 6 12 12 - - - 30 -
6 森田 篤 ロードスター - 12 1 12 - - - - - 25 -
7 新堀通衛 インプレッサ - - 3 - 15 6 - - - 24 -
8 中嶋 努 インプレッサ 12 4 - - - 2 - - - 18 -
9 井上賢二 ランサー・エボリューション 6 3 - 4 3 - - - - 16 -
10 渡辺一男 CR−X - - 15 - - - - - - 15 -
10 原 俊平 シルビア - - - - - 15 - - - 15 -


AIVクラス
順位 ドライバー 車   両 ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 第7戦 第8戦 第9戦 合計 有効
1 茅野成樹 インプレッサ 15 20 10 20 4 8 - - - 77 -
2 西原正樹 インプレッサ 20 12 20 12 12 1 - - - 77 -
3 菱井将文 インプレッサ 10 - 15 15 10 20 - - - 70 -
4 天満 清 ランサー・エボリューションVI 3 15 6 8 20 15 - - - 67 -
5 吉田 豪 ランサー・エボリューションVI - 6 12 10 3 10 - - - 41 -
6 森吉雄一 インプレッサ 8 - 8 4 8 6 - - - 34 -
7 川脇一晃 ランサー・エボリューションVI 12 2 - - 6 12 - - - 32 -
8 岡野博史 ランサー・エボリューションVI 1 8 - 3 15 4 - - - 31 -
9 黒崎友則 インプレッサ - 10 4 2 2 2 - - - 20 -
10 古谷哲也 インプレッサ 4 4 - - - 3 - - - 11 -
〈ポイントは、1位−20、2位−15、3位−12、4位−10、5位−8、6位−6、7位−4、8位−3、9位−2、10位−1〉


6.今後のスケジュール

-- 日 程 大 会 名
第7戦 8月7日(土)・8日(日) ツインリンクもてぎ 北ショートコース(栃木県)
第8戦 9月11日(土)・12日(日) 浅間台スポーツランド(千葉県)
第9戦 10月3日(日) 関越スポーツランド(群馬県)
JAFカップ 11月13日(土)・14日(日) 浅間台スポーツランド(千葉県)



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