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'99世界ラリー選手権(WRC)において、マールボロ三菱ラリーアートから三菱ランサーで参戦したフィンランド人ドライバーのトミー・マキネン選手は、史上初となる4年連続のWRCドライバーズチャンピオンを獲得しました。この偉業を記念し、今年で4回目を迎えた「'99 CHAMPION'S MEETING with EVOLUTION」が、12月12日(日)、東京都江東区青海「東京臨海副都心・特設会場」で開催されました。
好天に恵まれた当日、北は北海道、南は九州から熱心な三菱車およびラリーファンが、朝早くから続々とつめかけ、総入場者数は約10,000名を数えました。今回も、マキネン選手をはじめトップドライバーとの同乗走行希望者を三菱自動車販売会社店頭で募集。100名のご招待に対して、約4,500名近くの応募が殺到。また、600席の特別観覧席(無料)にも、13,000名を超える応募があり、人気の高さをうかがわせました。特別観覧席と特設コース外周の一般観覧席は、一日中常に満員の盛況ぶりで、冷たい風が吹く中、会場は熱気に包まれていました。
当日はマキネン選手のほか、アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)など海外で活躍中の田口勝彦選手、片岡良宏選手およびJAF全日本ラリー選手権で活躍中の奴田原文雄選手や田口幸宏選手などトップドライバーが豪快な走りを披露。マキネン選手は、“マールボロ三菱ラリーアート”のエースドライバーとして今シーズン、シーズン最多の4勝を挙げ、WRC史上初の4年連続ドライバーズチャンピオンとなりました。また今シーズン、APRCで総合ドライバーズチャンピオンに加え、グループN部門チャンピオンのダブルタイトルを獲得した田口(勝)選手、1996年のAPRCグループN部門のシリーズチャンピオンで、今シーズンもラリー・オブ・キャンベラでの総合優勝をはじめシリーズ2位の好成績を残した片岡選手、全日本ラリー選手権で今シーズン、Cクラス史上初の6連勝を達成し、シリーズチャンピオンを獲得した奴田原選手、1996年の全日本ラリー選手権Bクラスチャンピオンで、今シーズンは安定した走りでCクラス5位の田口(幸)選手といったそうそうたる顔ぶれがそろい、コ・ドライバーシートに抽選で選ばれたラリーファンが同乗走行を楽しみました。
田口(幸)選手、奴田原選手、片岡選手、田口(勝)選手、そして最後にマキネン選手が、それぞれのマシンに乗って登場し、まずは豪快なデモンストレーション走行を披露。タレント・マイケル富岡氏の司会で進行されたイベントは、このデモンストレーション走行と各選手からの今年一年の報告を兼ねた挨拶でスタート。マキネン選手とコ・ドライバーのリスト・マニセンマキ選手から、今シーズンがこれまでになくハードなシーズンだったこと、それだけにチャンピオンとして再びこの会場に来ることができたことを誇りに思っていることなどが語られ、さらに日本語で観客に向け「ありがとう」と語りかけるシーンも見られ、観客はそれに大きな拍手で応えていました。また、このインタビューの間には、12月10日に発売されたばかりの「三菱ランサーエボリューションVI トミー・マキネン エディション」も公開され、マキネン選手がその開発にまつわる話や改良された点などについて語りました。
そしてインタビューが終わると、いよいよメインイベントの同乗走行がスタート。幸運にもマキネン選手との同乗走行を体験できた方からは、「横Gがきつかった」「感無量です」「言葉にならないくらい、すばらしかった」といった感想が聞かれました。今回、マールボロ・カラーに彩られたマキネン選手ドライブのランサー・エボリューションVIには、オンボードカメラが取り付けられ、前方視界はもちろん、チャンピオンの真剣な眼差し、ステアリング・ワーク、左足ブレーキを駆使しながらのフットワークなどがオーロラビジョンに大きく映し出され、詰めかけた観客からも、そのダイナミックかつ正確なドライビングテクニックには、感嘆の声があがっていました。また今回、特設会場に設けられたコースは、4回目を迎えたこのイベント初となったグラベルコース。トップドライバーに操られたランサー・エボリューションVIが、グラベルならではの豪快な砂塵を巻き上げながらの迫力ある走りに、詰めかけた観客からは喜びと感嘆の大歓声が上がっていました。「やはりラリーは土がいいです」「砂ぼこりが巻き上がるので、本物のラリーのようです」と各マシンが走行するたびに巻き上げる砂塵に逃げまどい、それを浴びながらも、これもラリーの雰囲気のひとつとして観客達は、この日のイベントを多いに満喫していました。
同乗体験走行中には、マールボロ三菱ラリーアートチームの木全巌総監督やアンドリュー・コーワン監督、フィル・ショートチームマネージャーへのインタビューが行われ、また、同乗体験走行後のWRCグッズ抽選会では、マキネン選手がWRCで実際に使ったヘルメットといった特別プレゼントやサイン入りグッズなどが用意され、当選番号が読み上げられるたびに、大きな喚声があがっていました。
また、午前中の第一部と午後の第二部の間には新型パジェロの体感試乗会も行われ、増岡浩選手による解説と「2000年パリ〜ダカール〜カイロ」への抱負などが語られ、観客の注目を集めていました。 その他にも、ラジコン大会やWRCスポンサーブース、「ランサー・エボリューションVI トミー・マキネン エディション」やパジェロ、ディンゴ、ランサー・エボリューション、のラリーアートバージョン、歴代WRC参戦ランサーといった車両展示コーナーなど、10,000人を超えた入場者は、それぞれのコーナーやプログラムでイベントを楽しみ、WRCをより身近に接する一日は、好評のうちに幕を閉じました。
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