RALLIART

RAI - 746/2000年10月4日
株式会社ラリーアート

篠塚選手、三菱ディーラーチームで
2000UAEデザート・チャレンジに出場


三菱自動車/ラリーアートは、11月7日〜11日にかけて開催される2000年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップシリーズ最終戦(第9戦)UAEデザート・チャレンジに「三菱ディーラーチーム」を結成し、篠塚建次郎選手をドライバーに起用、さらに全国の販売会社から選抜されたディーラーメカニック5名とともにパジェロT2(市販車改造)仕様車で出場します。ディーラーメカニック派遣は1993年から開始され、今年ですでに8回目を数えます。世界的なモータースポーツの現場でプロフェッショナルな経験を積むことにより、サービススタッフの技術向上と士気高揚を促すことを目的としたこの派遣システムは、確かな実績を残し、販売会社からお客様にその経験が確実にフィードバックされています。また、篠塚選手は9月に開催された同シリーズ第8戦ポー・ラス・パンパスラリー(アルゼンチン)で見事に総合優勝を飾り、UAEデザート・チャレンジに高いモチベーションで臨むことができることとなりました。2001年のパリ〜ダカールラリー優勝を目的に、今回の出場は実戦を通じての最終準備としての出場となりますが、ディーラーメカニックの高い士気と好調な篠塚選手のコンビネーションは、好成績につながることが期待されます。

チーム体制
チーム名 三菱ディーラーチーム
ドライバー 篠塚建次郎
コ・ドライバー フレッド・ギャラガー
車両(クラス) 三菱パジェロ(T2仕様車)

ドライバー・プロフィール

篠塚建次郎
1948年生まれ。1967年にラリーデビュー。国内チャンピオンや2度のWRC優勝、そして97年には日本人初のパリダカールラリー総合優勝を達成。今年は1月のパリ〜ダカール〜カイロで負傷したが、復帰戦となるポー・ラス・パンパスラリーで日本人としての初の優勝を飾る。

コ・ドライバー・プロフィール

フレッド・ギャラガー(Fred Gallagher/Great Britain)
1952年べルファスト(イギリス/北アイルランド)生まれ。J・カンクネンやA・バタネンのコ・ドライバーとしてWRCやクロスカントリーラリーで活躍。97年ワールドカップのコ・ドライバー・チャンピオン。篠塚選手とは今シーズンからコンビネーションを組むようになった。

車両スペック【三菱パジェロT2仕様車】
全長4,110 mm
全幅1,973 mm
ホィールベース2,570 mm
ボディスチール + 一部カーボンファイバー
エンジン6G74 V型6気筒 DOHC24バルブ
MIVEC可変バルブタイミング
燃料供給装置ECIマルチ(電子制御燃料噴射)
ボア×ストローク93.0×85.8 mm
総排気量3,497 cc
最高出力260 ps/6,000 rpm
最大トルク36 kg-m/3,500 rpm
トランスミッションマニュアル6速
サスペンション(フロント)ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング
サスペンション(リヤ)ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング
ステアリングラック&ピニオン パワーステアリング
ブレーキベンチレーテッド・ディスク + 4ポットキャリパー
タイヤミシュラン 18/80-16
燃料タンク470リットル
最高速度180 km/h

UAEデザート・チャレンジ概要

map 今年で10回目の開催を迎えるUAEデザート・チャレンジは11月7日にプロローグランが行なわれ、翌8日にアブダビから競技がスタートします。コースは昨年とは大きく変更されており、新しいルートでラリーは展開していき、11日にドバイでゴールを迎えます。総走行距離は約1,700 kmで、うち約1,400 kmが競技区間となります。同ラリーはクロスカントリーラリー・ワールドカップシリーズ最終戦で、砂漠を主な競技舞台とすることから、翌年のパリ〜ダカールラリーに向けての準備として出場するチームが多いのが特徴です。

ラリー・スケジュール
11月7日(火) プロローグラン
11月8日(水) 第1レグ アブダビ〜ビバーク地(未定)
11月9日(木) 第2レグ ウェスタン・リージョン〜ビバーク地(未定)
11月10日(金) 第3レグ ルブ・アルハリ〜ビバーク地(未定)
11月11日(土) 第4レグ ラムル・アル・ブース〜ドゥバイ

2000年三菱車の主要戦績およびラリー・スケジュール

ラリー 日程 総合順位 ドライバー
第1戦 パリ〜ダカール〜カイロ 1/6〜23 3位(T2優勝) J-P・フォントネ
(パジェロ)
5位 J・クラインシュミット(パジェロ)
6位 増岡浩(パジェロ)
第2戦 イタリアン・バハ 3/24〜26 5位 R・キアンポリーニ
(パジェロ)
第3戦 ラリーチュニジア 4/15〜23 2位(T2優勝) J・クラインシュミット
(パジェロ)
第4戦 ラリーモロッコ 6/5〜9 3位 J-P・フォントネ
(パジェロ)
4位(T2優勝) J・クラインシュミット
(パジェロ)
7位(T1優勝) J-F・ギノー(パジェロ)
第5戦 バハ・テレセル2000 6/24〜26 2位 C・スーザ(ストラーダ)
第6戦 バハ・エスパニア 7/14〜16 2位(T2優勝) J・クラインシュミット
(パジェロ)
第7戦 マスターラリー 7/27〜8/6 2位(T2優勝) J・クラインシュミット
(パジェロ)
第8戦 ポー・ラス・パンパスラリー 9/19〜23 総合優勝 篠塚建次郎(パジェロ)
2位 J・クラインシュミット
(パジェロ)
3位 J-P・フォントネ
(パジェロ)
第9戦 UAEデザート・チャレンジ 11/7〜11

三菱ラリーアートの今シーズンの概要

第1戦パリ〜ダカール〜カイロ
アフリカ大陸横断計画のもと開催された今年の大会は、序盤に三菱勢が好走。篠塚建次郎が5日間トップを走行した。途中、テロリズム回避のため、ラリーは中断。再開後、篠塚は逆転され、その後アクシデントによりリタイアする。代わってフォントネが三菱勢最上位に立ち、総合3位(T2部門優勝)でゴール。

第8戦ポー・ラス・パンパスラリー
第3回目の開催となった今年のラリーで篠塚建次郎が1月のパリ〜ダカールラリー以来となるラリー出場で、総合優勝を獲得。アルゼンチンに広がる草原地帯(パンパ)やアンデス山麓地帯を舞台としたラリーで2日目にトップに立った篠塚は、最終日まで大きなトラブルなくトップを快走。2〜3位にクラインシュミットとフォントネのパジェロ勢を従えてゴールした。

今後のラリー

第9戦UAE デザートチャレンジ(アラブ首長国連邦)
同ラリーは例年、最終戦として開催されることが多く、そのためパリ〜ダカールラリーの実戦テストを兼ねて出場するエントラントが多く見られる。競技のほとんどが砂漠で競われることが同ラリーの特徴と言えるが、砂丘や砂地など、砂漠とは言え、そのさまざまな特長を生かした条件下でラリーは行なわれる。

2000年シリーズ・ポイント(第8戦終了時)

マニュファクチャラーズ 1位: 三菱 360

2位: メルセデス 282

3位: 日産 175

4位: トヨタ 92

ドライバーズ 1位: J-L・シュレッサー(シュレッサー)406

2位: J・クラインシュミット(三菱)368

3位: J-M・セルビア(シュレッサー)244

4位: J-P・フォントネ(三菱)195

・・・

8位: 篠塚建次郎(三菱) 87

※( )内はメーカー名。

FIAクロスカントリーラリー
ワールドカップシリーズ概要

※参考資料です。競技内容、競技車両の分類など。


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