RALLIART

2000年12月18日
株式会社ラリーアート

ミシュラン「第13回レース・オブ・チャンピオンズ&ラリーマスターズ2000」

− マキネン、レース・オブ・チャンピオンを制す −

★トーナメント表が こちらから ご覧いただけます。

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レース前に「今年はどうしても勝ちかかった」 と語っていたマキネン。見事、チャンピオンとなった
「マールボロ三菱ラリアート」のトミー・マキネンは、12月10日アフリカの北西海岸の外れに位置するスペイン、グランカナリア島で行われた2000年レース・オブ・チャンピオンで見事総合優勝を飾った。フィンランド人ドライバーとしては1991年のカンクネン以来、9年振りの勝利を飾り、フライングフィンとしての面目を保った。 1988年に始まったこのレースは、毎年シーズンオフに現役ラリードライバーや、歴代チャンピオンなどラリー界のスーパースターが一同に会する人気イベントで今年で13回目を迎える。競技はグラン・カナリア島の首都、ラス・パルマスから10km離れたカナリアス・サーキットに特設された2.6kmの2レーンのスーパー・ステージで行われた。ラリー界のスーパースター達による走りの競演は会場につめかけた数千人の観客を魅了した。 レース・オブ・チャンピオンは、各国選抜の国別対抗のナショナルカップ、往年のラリードライバーによるレジェンズ、予選を勝ち上がってきた選手とシードドライバーのシュワルツが対決するラリーマスターズ、そしてメインイベントとなるレース・オブ・チャンピオンという内容で行われた。

レース・オブ・チャンピオンの競技方法はそれぞれのドライバーが3ヒートにわたって一騎討ちで接戦を演じるトーナメント方式をとり、最も速かった2人のドライバーの間で決勝戦を行う。競技車両はトヨタ・カローラWRCと三菱ランサー・エボリューション(グループN仕様)を交互にドライブしてタイムを競う。ドライバーは、マキネンの他、グロンホルム、オリオール、パニッツイ、ブロンクビスト、シュワルツらが出場。

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新旧のワールドチャンピオン、マキネンと グロンホルムの対決はマキネンに軍配が上がった。
今年の目玉はなんといっても96〜99年4年連続チャンピオンの三菱のマキネンと、2000年チャンピオン、プジョーのグロンホルムの対決。2人のチャンピオンがイコールコンディションで競い、どちらが本当に速いのか?まさにチャンピオンの中のチャンピオンを決めるイベントとなった。 まず、準準決勝では、マキネンはWRCのツール・ド・コルスラリー、サンレモラリーの勝者、パニッツィに勝利し、最終ラウンドに勝ち上がった。もう一つの準準決勝戦はグロンホルムとオリオールが接戦を演じ、グロンホルムが、前年度勝者のオリオールを破り決勝へとコマを進めた。 そして、決勝はファンの期待通りマキネンとグロンホルムの2人のフライングフィンによる対決となった。マキネンは1回目のヒートでトヨタカローラWRCで勝利。そして2回目はサーブ93ラリークロス仕様(500馬力のモンスター)を駆り、アグレッシブな走りでグロンホルムを見事打ち破った。

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トーナメントの競技車両にはランサーグループN仕様 も採用された。
初の「レース・オブ・チャンピオン」の栄冠に輝いたマキネンは「WRC最終戦や過去のこの大会でも結果は今ひとつだったので、今年は絶対に勝ちたいと思い、レースに集中した。トヨタカローラをドライブした時にはタイムロスしないように気をつけ、ランサーで出場した準々決勝、準決勝ではできる限りスムーズに走った。満足のいく勝ち方が出来て、楽しいイベントだった。これでいい形で今シーズンを締めくくることができた。」と満足げに語った。 なお、このレースには日本から篠塚選手が選抜され、各国代表の選抜のドライバーと国別対抗戦を演じたが、惜しくも初戦で敗退した。

●「マールボロ三菱ラリーアート」木全総監督のコメント
「初めてレース・オブ・チャンピオンを視察しましたが、ものすごいイベントで驚きました。なだらかな山あいの谷底に作られたコースは美しい自然を巧みにとりいれて大変素晴らしいものでした。私はマキネンと一緒に会場に入っていったのですが、観客から〃Tommi〃コールを受ける大変な声援で、4年連続チャンピオンの人気はさすがだなと思いました。決勝の両ヒートでマキネンが勝利したことは、彼が真のチャンピオンであるということですね」


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